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投稿6
医療殺戮より
本書は収集した資料を陰謀論として解説していますが、もう少し大局的にみて欲
しいものです。それはすべての人たちが「行なっている事が善意の動機から」だ
とした場合です。その「善意の行為」が「結果悪となる」場合、それは未だ人類
がほんとうの医学を掴んでいなかったことになります。その責任は現役医師たち
や薬品製造会社のみにあるのでなく、すべての人たちの共同作業で今の医学が出
来上がったという、一人一人の「自己責任」となるようです。
また、その方が早く真実を理解できるようです。要は今までの医学の誤りがどこ
にあるのかを知る資料として活用して欲しい本です。
「需要が無ければ供給側は廃業する」だけのことです。「お得意様」の貴方の
「選択」でしかないわけです。
ーーーーーーーーーーーー以下引用ーーーーーーーー
第四章 死の予防接種
●「現代医学教会」 の四つの聖水……その一・予防接種
ロバート・S・メンデルスン博士は医療独占体別に対して反対し、忌憚のない
発言をしてきた数少ない医師の一人だが、現代医学を「教会」と呼んで嫌悪感を
露骨に表わした。彼はこの教会には四つの「聖水」があるとしたが、その第一番
目が予防接種であった[本書七四ページ参照]。
博士は予防接種について 「安全性に疑問がある」といって反対したが、他の
医者たちの中には安全性について疑いをはさむ者はいなかった。
注目すべきことは、危険性への警告や反対意見をすべて無視しながら、これ
ら四つの聖水をすべての米国民に義務化するために一九世紀の全期間にわたって
奮闘したのが、@@@財閥であったという事実である。
四つの聖水は、ヨハネの黙示録にでてくる「馬に乗った四人の御使い」 に例
えるのがよいかもしれない。なぜならいずれもその通った跡に死と破壊をもたら
すからである。
その中でも影響が長期間におよぶという点でもっとも有害なのは、この免疫予
防接種であろう。現代のホリスティック (総合的)医学の専門家たちは、「本
来からだには、病気に対抗するための自然な免疫防衛機能が備わっている」とい
う事実を発見したが、予防接種はこの事実にまったく逆行する行為である。
「現代医学教会」は、病気に感染する危険は「聖なるワクチン」によってのみ
免れることができると主張する。そして、生体に病原体という異物を注入すると
「医学の奇跡」がもたらされ、一生渡その病原体に対する免疫が与えられ、それ
ゆえ「免疫化」なのだという。
医者が医学界で最高の異端者になりたかったら、この四つの聖水のどれかに対
して、あからさまな疑問を表明すればよい。
この中でも、現代医学の治療法としてもっとも深く根付いているのは、間違い
なく、多くの予防接種プログラムである。またこれは、医療独占体制にとって一
番安定した利益を得られる方法でもある。
しかしヴァージニア州ノーフォークの医師ヘンリー・R・バイピー博士は、次
のように述べた。
「私の正直な気持ちから言うと、予防接種は病気や健康被害の一番大きな原
因になっている。
ガン・梅毒・口唇ヘルペスなど多くの疾患の直接の原因は、予防接種である。
ヴァージニア州やその他の多くの州に住む親たちは、子供がこの処置を受けるよ
う強制される。ところがその一方で医療関係者たちは、このサービスを施すこと
で報酬を受け取るだけでなく、素晴らしい将来の患者をも製造しているのである」
当の筆者もヴァージニア州で一九二〇年代に子供時代を過ごしたが、今でもよ
く覚えているのは、州政府の命じた強制予防接種の承諾書を何週間も親からもら
わずに、学校に登校したときのことである。毎朝、担任の教師は授業の始まる前
に「クラレンス君、今日は君の予防接種承諾書を持ってきたかい?」と尋ねるの
が常だった。
このような用件を授業や学習よりも優先させるということは、明らかにこれが学
校制度全体で、もっとも急を要する仕事であることを意味していた。
しかし私は毎朝「いいえ。今日は持ってきていません」と答えなければならな
かった。他の生徒たちはみな私を振り返って、この危険なクラスメートをじろじ
ろ見たものだった。クラス全員に恐ろしい病気を感染させるかもしれないからだっ
た。
私の母は正規の看護婦で、息子に予防接種を受けるよう強制したことは一度もな
かった。母は予防接種のもたらす弊害について医者よりもよく知っていたのでは
ないかと思う。
恐ろしい試練を数週間引き延ばした後、結局私は、厚板の上に載せられて気絶
させられる動物のように、医者に連れて行かれて予防注射を受けた。もちろんそ
の後、私のからだが病原体と闘っているあいだ、ひどく体調を崩した。しかしク
ラスメートは恐怖から解放され、私は正式に「烙印」を押された社会の一員とし
て、クラスに受け容れられた。
拙著『カナンの呪い』 の中で私は、われわれの子供たちが宗教儀式の生け贅
として捧げられていることについて述べた。この儀式は、およそ五〇〇〇年前に
「バール神崇拝」 の崩壊と同時に消滅したと思われている。しかし不幸なこと
に、「バール神崇拝」は今でも現代の既成支配階級の中にしっかりと根を下ろし
ているようである。それは「死の兄弟団」BrOtherh00d Of Deathという通称で知
られている。
いわゆる教育専門家がわが国の学校において、子供たちに対する新たな攻撃を
次から次へと熱心に導入している様子を見ると、私たちは不安に駆られてしまう。
道徳や宗教について少しでも触れようものなら、彼らは口を極めて罵るのだが、
その一方で、性行為における 「もう一つのライフスタイル」 [つまり同性愛]
の長所を六歳の子供にまじめくさって教え込むのである。全米教育協会NEAの
現在の目標は、教師が毎日の授業の前にクラスの生徒たちにコンドームを配布す
るように義務づけることのようである。
私が予防接種を強要された理由は、ロアノーク市で伝染病が蔓延していたから
ではなかったし、実際その後の六〇年間にも、伝染病が発生したことは一度もな
かった。その理由は、バール神崇拝すなわち@の生け贄と役割をたった子供にも
免れさせるわけにはいかない、という理由によるものであった。医療独占体別に
とっては、たとえ一人の生徒であっても、強制予防接種の代金を払わない者を放っ
ておくわけにはいかないのだ。なぜなら、これは奴隷が主人に捧げる貢ぎ物だか
らである。
この予防接種について、高い名声と長い経験のある医師がロンドンから警告
を発している。ロンドン・ガン病院の外科医長ハーバート・スノー博士は、次の
ような懸念を表明した。
「近年、まだ若いうちに突然死する人が多くなった。とくに宴会や晩餐会に
出席した後に死ぬ例が多い。このような死の約八〇%は、以前に受けた予防接種
が原因であると私は確信している。予防接種が原因となって、長期におよぶ重い
心臓病になることはよく知られている。しかし、検死官はこの種の心臓発作をい
つも『自然発症』として真実を操み消してしまう」
このような警告は、医学の教科書や一般の健康関連書籍のどこにも載ってい
ないであろう。実際筆者は、この博士の見解を、国会図書館の書架の奥深く埋も
れた小さな書物の中でようやく見つけることができたのである。
定評ある医師が述べたこのような不吉な見解は、できるだけ多くの人々に知ら
せるべきである。たとえその結果、この見解に反論できる者から攻撃されるだけ
だとしても。しかし少なくとも、既成医療産業が彼を「こセ医者」呼ばわりして
攻撃することは不可能である。なぜなら、博士は予防接種の代替品を売ろうとし
たのではなく、単にその危険性について警告しただけだからである。
もう一人の医師、インディアナ州のW・B・クラーク博士は、次のような驚く
べき発見をした。
「ガンという病気は、牛痘ワクチンを使った種痘が強制される以前は、実際
ほとんど知られていなかった。私は今までに少なくとも二〇〇人のガン患者を診
たが、種痘を受けていない者の中には、ガンの患者はひとりもいなかった」
ついにわれわれは、米国ガン協会が巨額の研究費と長い年月をかけて追い求め
てきた大発見を手に入れた。クラーク博士は種痘を受けていない者の中にガンの
患者を一人も見たことがなかった。これは調査すべきトップニュースではないだ
ろうか?
ガン協会は博士の発言を受けて、種痘とガン発病との関連について実証的な
研究を始めるために、いつものように募金活動を展開し、ずらりと並んだ電話受
付嬢の電話のベルを鳴すこともできたはずである。
しかしどうやらガン協会は、この情報を追及しないようである。メモリアル・
スローン・ケタリング・ガンセンターの立派な玄関の石の表札に、「私は種痘接
種を受けていない者の中にガンの患者を見たことがない」と彫り込むのも悪くな
い。しかし「現代医学数」 の大祭司が、四つの戒律の一つを廃止することなど
おそらくできないであろう。
被害者であるわれわれ市民に必要なのは、われわれの子供をバール神に捧げる
この宗教儀式を止めさせるよう圧力をかけることである。五〇〇〇年前に遡るこ
の宗教儀式は 「強制予防接種」という名で現代に蘇っているのである。
自由の鐘が鳴り響く、あるいは鳴り響くと思われたこの国で、すべての市民が
義務として予防接種の儀式を強制されているのは、はなはだ驚くべきことである。
ここでふたたび、われわれの文明を襲った二つの疫病について考えてみよう。
それはガンとエイズである。予防接種はわれわれを脅かすこれらの疫病には何の
効き目もない。「百日咳さん、さようなら。ジフテリアさん、さようなら。エイ
ズさん、こんにちは」である。医療支配者たちは、この二つの病気に対して「免
疫化」はできないかと必死になって研究している。しかしある種のワクチンは病
気そのものよりも恐ろしいのではないか、といった疑問を彼らは最後まで懐かな
いであろう。エイズが発見された当初から、わが国のもっとも権威ある医学者た
ちは、エイズは治らない病気であると誇らしげに教えてきた。しかしこの態度は
われわれが予想しなかったものであった。なぜなら彼らは今まで、どんな病気も
すべて薬で治せると、われわれ一般市民に信じ込ませようとしてきたからである。
もう一人の著名な医師、サンフランシスコの1・M・ピープルズ博士はワクチン
について著わした本の中でこう述べている。
「予防接種は政府が黙認することで義務化され、医療従事者によってあらゆ
る機会に強要されている。しかし予防接種は、単に成長期の子供たちの健康にとっ
て重大な脅威や危険をもたらすというだけでなく、米国市民の医療選択の自由を
踏みにじる暴虐行為の最たるものである。
天然痘を予防するという奇妙な信仰のために、人間の血液を獣から抽出したリ
ンパ液で毒するという強制的な種痘接種は、一九世紀最大の汚点である」
ピープルズ博士は、痘瘡ワクチンは「一八世紀ヨーロッパにおける啓蒙主義運
動の時代に特有の発明」のひとつであると述べている。しかし私が「カナンの呪
い』で指摘したように、「啓蒙主義運動の時代」はバール神崇拝教団にとって単
に最近のプログラムであったにすぎず、その幼児生け贄の儀式はさまざまに形を
変えながら、五〇〇〇年のあいだわれわれにつきまとってきたのである。
@@」の目的ゆえに、医療独占支配体制は「子供を不具者にする集団」とも呼ば
れるのである。
ピープルズ博士の批判でもっとも重要な発言は、おそらく「獣から抽出したリン
パ液」について述べた点であろう。
この物質の注射と今までよくわからなかった種類のガン、悪性リンパ腫とのあい
だに関連はありうるのだろうか。悪性リンパ腫は一番よく見られるタイプのガン
であると同時に、膿瘍が全身に急速に広がるため、治療がもっとも困難なガンで
もある。現在、悪性リンパ腫であると診断されることは、事実上の死刑宣告を意
味している。
もしスノー博士やピープルズ博士が、予防接種に関する著書を書いて、ありもし
ない危険を吹聴していると思うなら、米国国内で争われた予防接種をめぐる多く
の裁判の記録を見るだけでよい。
カンザス州ウィッチトー市陪審は、ワイエス@フボラトリー社に対して八歳の少
女に一五〇〇万トルの損害賠償金を支払うよう命じた。この女の子はワイエス社
の三種混合ワクチンを接種された俊、脳に一生治らない重い障害を受けたのであっ
た。
この少女ミッシェル・グラハムは、生後三カ月のときに受けた予防接種が原因
で脳に障害を受け、一生涯活動不能となった。
ワイエス社の弁護団は否定しようとしたが、グラハムの弁護士は脳障害の原因は
すべて予防接種にあることを立証した。
経済的利益を期待して、医者たちは乳幼児への予防接種をもっと幼いうちに受け
させるよう毎年安求している。最近、米国小児医学会AAPの予防接種委員会は、
乳児へのインフルエンザ予防接種の年齢を現行の生後一四カ月から一八カ月に早
めるよう求めた。
委員会はフィンランドではすでに乳児に
サイエンス誌(一九七七年三月四日号) の記事で、ジョーナスとダレル・サー
クは次のように警告している。
「インフルエンザやポリオの生ワクチンは、予防するはずの病気を逆に生
み出している可能性がある。麻疹(はしか)や流行性耳下腺炎の生ワクチンは、
脳炎などの副作用をもたらす恐れがある」
子供たちに強制される予防接種が、もしこのように現実の危険をもたらすのが
明らかであるならば、誰がこれを強制しているのかを探る必要がある。
米国であらゆる感染性疾患の解決法として予防接種を絶えず活発に推奨してい
るのは、次のような政府機関である。
すなわちジョージア州にある疾病管理センターCDC、保健教育厚生省HEW、公衆衛
生局PHS、食品医薬品局FDA、米国医師会AMA、世界保健機関WHOなどである。
政府機関の職員が永年、予防接種の義務化をこのように熱心に奨めながら、そ
のワクチンを製造敗売する巨大製薬会社に「天下り」してきたのは、偶然の一致
とは考えられない。医療独占支配の代理人たちが立案した予防接種義務化の法律
を「国法」化するために画策したのは、これらの政府閑であった。
はるか昔、米国人が(今ではほとんど失われているが)自由を守る気概がもっ
と強かった時代に、専制的な中央集権政府が米国の子供たち全員に恐ろしい暴力
行為を強制しようなどとしたら、地で反対の声が上がったものである。一九〇九
年にマサチューセッツ州議会は、次のような法案第八号を提出している。
「強制予防接種禁止条例。第一条 − いかなる教育委員会、公衆衛生局、
あるいは国内で活動するいかなる他の公共委員会も、政治的規制その他の名目で、
決議や命令、処分などの手段によって、予防接種を子供あるいは成人に対して強
制することや、あらゆる公立・私立の学校でこれを生徒または教師に在籍の前提
条件として強制することは、違法行為とみなす」
まちがいなく、この法案は、予防接種の危険性を十分に知った医師が立案した
のであろう。しかし一九〇九年においてさえすでに、医療支配者たちはこの法案
を葬り去るだけの力をもっていた。つまり法案は票決にさえ付されなかった。そ
れどころか逆に、どこかの州議会がこのようにして医療独占体制の犯罪的陰謀を
未然に防ぐことを恐れ、@@@組織犯罪集団は、全米のすべての州議会を支配す
るための手段を確立しようと全力を傾けた。
そしてその目標は、「州政府連絡会議」をシカゴに設立することによって達成
された。その後、連絡会議からの「勅令」が全米の州議会議員に定期的に伝えら
れた。その全体主義的な支配がきわめて強いために、以来、連絡会議の命令に従
わない州議会は一つも出ていない。
●強制予防接種が天然痘・ポリオ・インフル工ンザの流行を招く
エドワード∴ジェンナー(一七四九〜一八二三)は、天然痘という一八世紀を襲っ
た災厄への対策として、牛痘ウイルスを人に接種する方法を「発見」した。
●しかし実際には、天然痘の勢いはそのころすでに衰えていた。また専門家の
中には、さまざまな要因によって天然痘はいずれにせよ一八世紀中には消滅して
いたはずである、と断言する者もいる。
英国では種痘接種が広まってから天然痘の流行が始まり、二万二〇八一人が死
んだ。そして予防接種の普及とともに、天然痘は毎年拡大し、一八七二年には四
万四四人〇人が亡くなった。
種痘は英国では現代医学の幕開けにもっとも「貢献した」ものの一つとして広く
言伝されたが、結局英国政府は一九四人年に種痘を禁止した。しかしこのような
決定が下されるまで、何年間も強制種痘が実施された。この時代には危険な予防
接種を受けることを拒否する者は、ただちに刑務所へ送り込まれたのであった。
日本は一八七二年に強制種痘を導入した。しかし一八九二年には一六万五七七
四人の天然痘患者が発生し、二万九九七九人が亡くなった。いまだに日本では種
痘を強制しているが、米国軍の駐留する国なので、現在の日本政府が@@@医療
独占体制に服従しているとして国民から非難されることは、おそらくないであろ
う。
(●注 1976年我が国では、それまで使用されていたリスター株を改良したLC16
m8 株が開発され(千葉県血清研究所)、弱毒痘苗として採用されたが、同年我
が国では定期接種としての種痘を事実上中止したため、実用には至らなかった。
さらに、WHO による天然痘根絶宣言により、1980 (昭和55)年には法律的にも
種痘は廃止され、現在に至っている 2003年記)
ドイツも強制予防接種を採用したが、一九三九年(ナチス政権時代)にドイツ
ではジフテリア患者の数が一五万人と天文学的に増大した。一方、予防接種を一
度も導入しなかったノルウェーでは、同じ時期に患者はわずか五〇人であった。
米国でもポリオの予防接種を義務化した州では、ポリオ患者が逆に七〇〇%も
増加している。
医療問題でよく引き合いに出される評論家のモリス・ビールは、「カプセル:
一ユース・ダイジェスト・フロム・キャピトルヒル」という個人情報誌を永年編
集しているが、彼は一九五四年から一九六〇年のあいだ、
ポリオの予防接種が殺人注射でも詐欺でもないことを証明した者には誰でも、三
万ドルの賞金を出すと申し出た。しかしこの賞金を獲得できた者はいなかった。
一九一八年にインフルエンザが「大流行」したが、医学史研究家はこの流行は
広範囲で実施された予防接種が唯一の原因であった、というあまり認めたくない
結論に最終的に到達した。
当時は第一次大戦の真っ最中であったが、この戦争はすべての兵士が強制的に予
防接種を受けた初めての戦争であった。ボストン・ヘラルド誌が報じたところに
よると、@月間に四七人の兵士が予防接種のために亡くなった。そのため陸軍
病院は戦闘で負傷した犠牲者ではなく、予防接種の犠牲者でいっぱいになってし
まった。
このインフルエンザの大流行は●「スペイン風邪」と呼ばれたが、これは流行
の原因を故意に隠すための誤った呼び名である。
この風邪による死亡者数は二〇〇〇万人にのぼった。生き残ったのは以前に予
防接種を拒否して受けなかった者たちであった。
近年、毎年発生するインフルエンザの流行は「ロシア風邪」と呼ばれているが、
どういうわけかロシア人たちはこの呼び方に対して抗議をしない。おそらくロッ
クフエラー一族がモスクワを定期的に訪問して、ソ連共産党の政治路線を決めて
いるためであろう。予防接種の危険性はすでによく知られている。たとえば、プ
レイン・トーク誌はこう述べている。
「普仏戦争のあいだ、ドイツ軍兵士全員が予防接種を受けた。その結果、壮
健な五万三二八八人の兵士が天然痘にかかり、死亡率も高かった」
●豚インフルエンザによる大虐殺
今では「豚インフルエンザによる大虐殺」として知られている風邪が流行したと
き、米国大統領ジュラルド・フォードは全国キャンペーンを展開して国民にこの
予防接種を受けさせた。
実はこの計画を裏で操ったのは大手製薬会社で、彼らはこの計略のおかげで一億
三五〇〇万ドルの思いがけない利益を得たのであった。
初め製薬会社は、豚が感染する「豚インフルンザ」のワクチンを開発した。し
かし用心深い養豚家たちは、ワクチンのために豚が全滅してしまうことを恐れて、
このワクチンに手を出さなかった。製薬会社は養豚家から単に八〇〇〇万ドルの
儲けを得ようとしただけであったが、販売に失敗したので「市場」を変更するこ
とにした。つまり対象を「人間」に変えたというわけである。
全国的な豚インフルエンザの予防接種を直接推進したのは、ジョージア州アト
ランタにある疾病管理センターCDCであった。同じころ、日米欧三極委員会TCの
米国委貞ジミー・カーターが、ジョージア州での大統領選の選挙運動を計画して
いたのは、おそらく偶然の一致であろう。
当時の現職大統領ジエラルド・フォードは、官僚機構の巨大な支持基盤を背景
に選挙戦で断然優位に立ち、無能で名の知れないジミー・カーターなど問題では
なかった。しかし突然、アトランタの疾病管理センターから全国規模での「豚イ
ンフルエンザ」 の予防接種キャンペーン計画がもち上がった。実際には米国国
内にこの病気に罹っていた者など一人もいなかったのだが、だからといって医療
支配者たちは自分たちの計画を思い止まりはしなかった。
かつて養豚家たちは、数頭のブタにワクチンを接種する実験を見て衝撃を受け
ていた。なぜならブタは接種後に衰弱して死んでしまったからである。
そのあとで開かれた巨大製薬会社の役員会議が重苦しいものであったことは想像
に難くない。しかしある聡明な若手社員が次のように提案してから状況は一変し
た。「そうですね。もし養豚家がこのワクチンをブタに注射しないなら、残され
た唯一の販売市場は人間だと思います」
しかしフォードが支援したこの「豚インフルエンザ」キャンペーンは、ほとん
ど途中で挫折した。
その発端は、保健教育厚生省HEWにつとめ、その後食品医薬品局ウイルス局の局
長として活躍していた良心的な公僕、アンソ1@・モリス博士が次のような発言
をしたことから始まった。
「信頼すべき豚インフルエンザのワクチンなどあるはずがない。なぜならこ
の病気に罹っている患者などどこにもいないので、実験のしようがないからであ
る」
さらに博士は声明を発表した。
「豚インフルエンザのワクチンなど、まったく効果がない」
モリス博士はただちに食品医薬品局を解雇されたが、この計画はすでに損害を
被っていた。
損害を穴埋めするため、偉大な博愛主義者ウォルター・クロンカイトと米国大
統領は、力を合わせて医療独占支配体制の救援に乗り出した。クロンカイトは大
統領を彼のニュース番組に引っばり出し、国民に豚インフルエンザの予防接種を
受けることをテレビを通じて訴えさせた。
しかし番組を放映したC8Sは、それ以降豚インフルエンザワクチンの分析や科
学的な批判をあえて報道する理由を見つけることができなくなった。しかし、ワ
クチンには多くの有害物質が含まれていることが明らかになっていた。
見つかったのはウイルス性異種蛋白粒子、ホルムアルデヒド、ニワトリの卵の幼
胚の残漬物、サッカロース、スィーモロサル(有毒な水銀誘導体)、ポリソルベー
ト[界面活性剤]など約八〇種類の物質であった。
さて、モリス博士の方であるが、博士が食品医薬品局をただちに解雇された後、
特別処理班が博士の使っていた四つの研究室を叫掃するために突然押し入った。
研究室には博士の言い分を立証するデータを持つ多くの実験動物が残されていた。
これらの動物は約三年間の絶え間ない研究の象徴であった。
特別処理班はすべての動物たちを即座に処分し、博士の研究記録もすべて焼却し
た。彼らは部屋中に塩をまくことまではしなかった。自分たちの仕事はこれで済
んだと思ったからである。
一九七六年四月十五日、米国議会は豚インフルエンザ予防接種の全国キャンペー
ンに、国民の税金から一億三五〇〇万ドルを提供する 「公法第九四−二六六号」
を可決した。この法律で保健教育厚生省HEWは、州あるいは地方の保健所に政府
基準に基づいて無料でワクチンを配布することになった。
しかし保険会社各社は、ワクチンの影響を予測しうるような試験がまったく行
なわれていないので、もし予防接種が原因で製薬会社が裁判に訴えられたとして
も、そのようなメーカーの損害の保険は引き受けない、という警告を公に発表し
た。
このような保険会社の態度を挫くために、ジュラルド・フォード大統領はCBS
の番組に登場し二億一五〇〇万人の米国民に向かい 「まだ間に合ううちに自分
の身を守り、親切な地域保健所に急いで行って無料の豚インフルエンザの予防接
種を受けなさい」と熱烈に訴えた。この番組はCBSの名高い 「公共サービス」
の歴史上、最高の番組であったかも知れない。
けれども予防接種の全国キャンペーンがまだ終わらないうちに、ワクチンによ
る犠牲者が続々と報告され始めた。そして二、三カ月のあいだに、豚インフルエ
ンザワクチンが原因で麻痺になった被害者からの賠償請求額は、合計一三億ドル
にも達したのであった。
しかし医学界の権威者たちは、これに十分に対処した。この麻痔に 「ギラン
・バレー症候群」[医学的には原因不明とされている]という新たな病名を付け
ることで医療独占体制の擁護にまわったのである。
「エイズ」が流行し始めたのは、フォード大統領が国民への予防接種を訴えて
からまもなくのことであったが、この病気は単に豚インフルエンザワクチンのウ
イルスが変異したものであると推測する者が、今ではしだいに増えてきている。
さて、豚インフルエンザ大虐殺のした手人、ジエラルド・フォード大統領はそ
の後どうなったであろうか?
大統領は大失敗の責任を負うべき当然の人物として、国民の非難の嵐に耐えな
ければならなかった。その結果、まったく当然ながら、次の大統領選で敗北した
した結果であった。(ちなみに以前フォードが大統領に指名されたのは、国際製
薬トラストの諜報部慕リチャードニークソンを大統領執務室から追い出ジミー・
カー()は、日米欧三極委員会@Cの超秘密メンバーのあいだでしか知られてい
ない、一般国民にとつてはまったく無名の人物であったが、国民のフォード大統
領に対する怒りのおかげで大統領選に楽勝して政権の座についた。しかしその後、
カーターが大統領に選ばれたことは、国民にとって豚インフルエンザの大流行と
ほとんど同じくらい酷い災難であったことが明らかになるのである。二@政治活
動から引退したジュラルド・フォードは、選挙に負けただけでなく、残りの人生
をパームスプリングスのゴルフコースで熱い砂地のコースを飽き飽きするほど歩
いて上がったり下がったりするという刑に服することになった。
●ワクチンという時限爆弾
毎年恒例の米国ガン協会ACS主催の科学記者セミナーで、ラトガーズ大学[ニュ
ージャージー州にある州立大学] のロバート・W・シンプソン博士は、次のよ
うに警告した。
「インフルエンザ、麻疹[はしか]、流行性耳下腺炎[おたふくかぜ]、
ポリオの予防接種によって体内に植え付けられたRNA(リボ核酸)は、プロウイ
ルス [逆転写酵素によって宿主の細胞DNAに組み込まれたレトロウイルスの遺
伝子]となって全身に回り、潜在性の細胞を形成する。これらの潜在性の細胞が
活性化すると、狼癒[皮膚結核]、ガン、リウマチ、関節炎のようなさまざまな
疾病の原因になりうる」
この証言は、五〇年以上も前にロンドンのハーバート・スノー博士が発した警
告の妥当性をはっきりと証明するものであった。スノー博士は、ワクチンが心臓
や他の器官に長期間にわたって及ぼす影響を観察した結果、最終的に心臓に致命
的な障害を与えることを発見したのであった。
ワクチンは体内で 「遅発性ウイルス感染症」として知られている時限爆弾
となって体を脅かす。この病気は発病まで一〇年から三〇年かかるが、その時が
くると、被害者はたいてい何の前触れもなく心臓発作かその他の病気の致A叩的
な猛攻撃に打ちのめされてしまうのである。
ヘルス・フリーダムニュース誌(一九八大年七・八月号)は、こう述べている。
「予防接種は脳障害を引き起こす。このため三種混合ワクチンの製造業者を相手
に現在一五〇件の裁判が争われ、損害賠償の請求金額は合計で一五億ドルにのぼっ
ている」
●危険で無益なワクチンの経済効果
私がヴァージニア州で一〇代の少年だったころ、毎年夏になると全国で急性灰
自髄炎症、一般には小児麻痔(ポリオ)と呼ばれている病気が流行したので、心
配症の親たちにとっては不安の種であった。夏のあいだずっと、私たち少年は氷
で冷やしたソーダ水を何本も飲み、午後のおやつにはキャンディーを胃の中に流
し込んでいたが、その行為が自分の体内にポリオウイルスを繁殖させるための準
備になっているとはまったく気づかないでいた。
ポリオの犠牲者でもっとも有名なのは、ニューヨーク州知事[のち米国第三二
代大統領]だったフランクリン・D・ルーズヴュルトである。一九三一年、毎年
やってくるポリオの流行期間中に、ルーズヴュルトはいわゆる「免疫血清」を正
式に承認したが、これがのちに一九五〇年代のポリオワクチンの元になったもの
である。
この法案成立を後押ししたのは、投資銀行キダー・ピーボディーの共同経営者の
義理の息子にあたるリンズリー・R・ウィリアムズ博士であった。
@@@財団とカーネギー財団は、「ニューヨーク医学アカデミー」と呼ばれる
新しい医療組織の設立を押し進めていた。いつものように財団自身は出資せず、
その代わりに派手な宣伝活動を進めて大衆からこの細線に何百万ドルも初寄付を
募った。
ウィリアムズ博士の医者としての実力など、地元ニューヨークではまったくの
冗談にすぎなかったが、彼はこの団体の理事に指名された。その後博士はこの地
位を利用して米国における医療社会化制度運動の先駆者となった。医療社会化制
度SOCia】@@は、@@@医療支配体制が熱心に追求して来た目標であったが、
その後何年も経ってから「メディケア一利度」が米国に導入されたことで最終的
に達成された。
エマニュエル・ジョーゼフスン博士が指摘するように、ウィリアムズは実際に医
療社会化制度を利用して、医療業界を政治的・経済的に支配しようとしたのであっ
た。
「免疫血清」を承認した後、ルーズヴエルトは米国大統領への立候補を表明した。
しかし大統領としては肉体的に不適格であった。彼は身体の障害のために何年も
のあいだ立つことも歩くこともできず、車椅子の上から部下に仕事の指示を与え
ていた。そのため大統領選の選挙連動を全米各地で戦えるとはとても信じられな
かった。
このような疑いを払拭するために、ウィリアムズ博士は当時米国で発行部数第
二位を誇っていたコリアーズ誌に投稿した。その中で彼は、ルーズヴュルト知事
は肉体的にも精神的にも米国大統領にふさわしい人物であると断言した。このた
め巷には、新設された保健長官というポストは、やがて成立するルーズヴュルト
政権でウィリアムズ博士が就任するために用意された、といううわさが流れた。
ポリオの「免疫血清」は、ルーズヴェルトがこれを承認した当時すでに危険で
無益なものであることがわかっていた。公衆衛生局PHSの管轄下にある国立衛生
研究所NIHは、これ以前に同じ「血清」を使った実験をサルに対して三年間行なっ
ていた。研究所によるとこの実験を指示したのは研究所長のサイモン・フレクス
ナーであった。実験後、「免疫血清」は一般の子供たちに接種され、多くの子供
たちが亡くなったのである。
ニューヨーク州衛生局長のトーマス・パラン博士は、のちに公衆衛生局長官に
任命された人物であるが、彼をルーズヴエルト知事に推薦したのは、ほかならぬ
ウィリアムズ博士であった。けれどもバラン博士は 「免疫血清」を承認するた
めに公聴会が開かれようとしたとき、これを拒絶した。
一方ルーズヴュルトは自分の所有する「ウォーム・スプリングズ財団」からこの
「慈善事業」 の報酬を吸い取りながら、ポリオの流行を祝って毎年恒例の誕生
舞踏会を楽しんでいた。一九四八年、ノースカロライナ州オティーンにある復員
軍人庁病院の栄養学専門家サンドラー博士は、毎年ポリオが流行する暑い夏の期
間中、子供たちが砂糖のたくさん入ったジュース類やキャンディー、その他の菓
子を大量に消費することに危倶の念を懐いた。
彼は調査を行ない、その結果子供たちが口にする砂糖がポリオの大発生と直
接関係があるという結論に達した。そこですぐさま子供たちの親に対して、精製
された砂糖を含むあらゆる加工食品、とりわけやキャンディー、ジュース類、ア
イスクリームを夏の期間中、子供たちに食べさせないように警告を発した。
サンドラー博士のこの教育活動の結果、ノースカロライナ州のポリオの年間発
症数は、一年間で九〇%も減少し、一九四人年の二四人九人から翌一九四九年に
はわずか二二九人に激減した。
しかしジュース販売業者や菓子メーカーは、サンドラー博士の警告によって夏
場の売り上げが激減したため、翌年ノースカロライナ州全土で菓子の無料サンプ
ルを配るなどして販売拡大キャンペーンを展開した。おかげで、一九五〇年まで
にポリオの患者数はふたたび一九四人年の水準にまでもどってしまった。さて、
サンドラー博士はその後どうなったであろうか。ノースカロライナの出版物を調
べてみても、博士や博士の教育活動についてはその後、何も書かれていない。
ハーバート・M・シエ〜トンは一@@八年に著わした著書『人間を苦しめ搾取す
る」の中で、こう言っている。
「ワクチンは単なる膿であり、不活性であるか腐敗しているかの違いしかな
い。もし不活性ならば効き目がない。腐敗していれば感染する」
これでなぜ予防接種を受けた子供のうち何人かは二度目の接種を受けなければ
ならないかがわかる。一回の接種は毒性が十分でなかったために感染しなかった、
すなわち「効き目」がなかったからである。シエルトンは、予防接種は睡眠病、
小児麻痺、血液疾患、破傷風の原因になると述べている。
公衆衛生局長官のレナード・シュイラは、一九五五年の米国医師会年次総会でこ
う指摘している。
「ワクチンの安全性は、子供に実際に接種するまでは証明できない」
国立衛生研究所のジェームズ・R・シャノンも、こう断言した。
「安全なワクチンがあるとしたら、それは唯一、実際に使用されないワクチン
だけである」
(中略)
一九五〇年代、ジョナス・ソーク博士の開発したポリオワクチンの出現で、@
の親たちは、ポリオの問題はこれで解決し、もう子供たちのことを心配する必要
はなくなった、と確信した。しかしその後、ワクチン製造メーカーを相手に裁判
が争われたことは、表にはほとんど知られていない。
この基セービンワクチン[アルバート・セービンの開発したポリオワクチン]に
関する「デーヴイッド対ワイエス・ラボラトリー社の裁判では、最終的に原告デー
ヴイッドのを認める判決が下された。の@レグリー・ラボラトリー社はオリ、ミュ
ーンワクチンに関連して告訴を受け、裁判は一九八二年に一万ドルの損害賠償で
決着がついた。パーク・デーヴイス社製のクアドリジュンに関する二つの裁判で
は、この製品に欠陥があることが明らかになった。
そのため一九六二年にパーク・デーヴイス社はクアドリジュンの製造を完全に中
止した
一匹狼医師ウイリアム・コツチ博士は、こう断言している。
「あらゆる血清やワクチンの接種だけでなく、ペニシリンの注射でさえも、ポ
リオの発症数を少なくとも四〇〇%増加させた」
疾病管理センターCDCは「豚インフルエンザの大流行」キャンペーンの後しばら
くのあいだは@@ンルで発生した@病気である。
明らかにこの病気の原因は、大都会の老朽化したホテルの空調暖房設備で繁殖
したウイルスにあった。おそらく通気口がまったく清掃されていなかったためで
あろう。この病気に罹ったために死んだ例も二、三あったが、被害を受けた者は
なぜかたいてい年配の在郷軍人会員であった。彼らの出席する会合は、このよう
な古いホテルで行なわれていたからである。
しかし、老朽化したホテルは時代とともに新しいモダンなホテルに様変わりし、
「在郷軍人病」は静かに消えていった。そのため疾病管理センターは、@@@医
療独占支配のために、豚インフルエンザのときと同じように一億三五〇〇万ドル
をうまく儲けることはできなかった。
ポリオの予防接種は、今では米国民にとって一生のうちで避けられないものと
して受け容れられている。毎年夏の初めに行なわれる予防キャンペーンの規模が、
次第に縮小していることはかなり慰めになってはいるが……。
しかし一九八八年一月二十六日付のワシントンポスト耗は、この予防接種に
ついてわれわれに疑問を投げかけ、再考を促す記事を掲載した。
それによるとワシントンで開かれたある医学関係の全国会議で、一九七九年以
降発生したポリオの患者はすべてポリオワクチンが原因であった、と発表された
というのである。次に引用すると、
「実際には、米国におけるすべてのポリオ患者の原因はワクチンにある。
一九七九年以降米国においては、自然発症型あるいは野生型のポリオウイルスに
起因するポリオ患者の症例は一つも見られていない」
この会議は米国公衆衛生局PHSから請け負ったある医学学会が、現在のポリオ
ワクチンの使用を再考するためにワシントンで開いたものであったが、結果とし
て今述べたような不愉快な事実に直面することになった。
そこで、この会議の参加者たちはポリオワクチンの中止を決議した、と読者は
お思いであろう。論理的に考えればそれは当然の結論である。けれども不幸なこ
とに、このような会議では、論理は何の役にも立たない。ワシントンポスト紙は
続けてこう書いている。
「根本的な変更は期待されなかった。『現状はきわめて満足のいくものであ
る」 とクリーヴランドのケース・ウエスタン・リザーブ大学教授で今回議長を
つとめたフレデリック・ロビンズは述べた」
この話はわれわれの疑問に答えるどころか、かえってさらなる疑問を呼び起こ
す。また、医学の専門家とわれわれ素人とのあいだにある、深い隔たりを露わに
してくれる。
素人なら当然、「一九七九年以降の米国のポリオ患者すべてが、予防接種が原
因であったというのであれば、これは予防接種を中止するには十分な理由ではな
いか」と言うだろう。
このような理屈を、高度な教育を受けすぎた医者たちはいつも「単純な考え」
と呼ぶのである。やはり、国民経済のことを考えなけれはいけない。また、すで
に消滅した流行病のワクチンを引き続き製造しようと意気込んでいる製薬会社の
ことも考えなければいけない。さらに、社員の失業や製薬トラストの株主の配当
が減少することも心配しなければならない。なぜなら最終的には、製薬208会社
の収益の大部分は「慈善事業」に寄付されるのだから・…‥。もし以上のような
論理がわからないなら、あなたは米国公衆衛生局で仕事に就くことはできないだ
ろう。
★第四章補遺 予防接種は梅毒も引き起こす
一九三五年、アニー‥フィリーハイルは『医学の黒魔術』(ニューヨーク、ゴー
サムハウス刊)という本を著わした。彼女は予防接種が原因で梅毒に罹ってし
まう例がよくあることを発見したのであった。
同書の四九ページから引用すると、
「マクナ博士は予防接種研究)の中で、医師から回答のあった三八四通のア
ンケート結果によると、五三人の梅毒患者、@六人の丹毒患者、六四人の湿疹、
二二人の紅斑、九人の腺病は、これらの医師の意見によれば、すべて予防接種を
受けた結果であると報告している」と述べている。
またもうひとりの有能なフランスの医師シャ〜ル・ピジョン博士は、二八
八一年十月十日にドイツのケルンで開かれた反予防接種会議で、予防接種は受け
た人を梅毒の危険にさらす』と断言した。
プラハ大学のヨーゼフ∴メルニック教授は「天然痘と予防接種」の中でヌ
ルニック地域に住む子供たちの多くが予防接種が原因で梅毒になり、何人かは死
亡した』と述べている。
ニューヨーク、ブルックリンの故チャールズ・M・ヒギンズは、多くの市民団
体や慈善団体と積極的に関わっていた人物であった。彼は二万五〇〇〇ドルを費
やして英国その他の国々から医学データを収集した。その成果の大半は彼の著書
「暴かれた予防接種の恐怖」 にまとめられている。
ビギンズはニューヨーク州および市の保健局に対して、彼が発見した次の事実
に反論してみろと詰め寄った。すなわち「この一五年間、毎年ニューヨークでは
種痘予防接種による死亡者の数が、天然痘それ自体による死亡者を上回っていた』
という事実である。しかし彼の要求が受け入れられることはなかった」
ーーーーーーーーーーー以上引用終わりーーーーーーーーーーーーーーーーー
各自の受け取り方は千差万別だと思います。そして自由に取捨選択してください。
特に解説などいらないのですが、
WHOの天然痘撲滅宣言は「自然に終息した」ものを「医学の勝利」とした様です
が、これにはもう一つの論があります。
それは、
天然痘といえども、人体の遺伝毒素の自然排除作用つまり浄化作用なのですが、
これに予防接種と称して植え付ける毒素によって、その浄化作用が停止してしま
うことを「予防」として見間違えたことです。
つまり(ある一定期間だが)浄化作用を起こさないことは、とにかく当面は病気
症状が出ないわけですから、予防できたと思い込むわけです。しかし、元々の内
在された毒素は依然として残っていると共に、予防接種自体の毒素も加算されて、
いずれは次の発病(別の浄化形態)を待つことになります。
こうして次世代に渡って長年のあいだに人体内には種々の予防接種が入り込み、
別の悪性の病気の原料を植え付けて来たことになります。
病気症状そのものが実は快癒の経過反応(浄化作用)であるのは、最近の安保徹
教授の免疫理論でも書かれ、ようやく病気の本態に迫る時期がやって来たようで
す。