★阿修羅♪ 現在地 HOME > 掲示板 > 不安と不健康8 > 459.html
 ★阿修羅♪
次へ 前へ
ぽっくり病:食物の脂肪「燃えかす」が関与 九大など研究 (毎日新聞)
http://www.asyura2.com/0401/health8/msg/459.html
投稿者 ZUMA 日時 2004 年 5 月 06 日 14:54:00:PP6A.5cDkWisE
 

働き盛りの人が就寝中に突然、心不全で死亡する「ぽっくり病」の発症に、食物中の脂肪の「燃えかす」が関与していることが九州大と東海大などの共同研究で明らかになった。血液中にたまった燃えかすに、心臓の冠状動脈を激しくけいれんさせ血流を妨げる作用があることを、動物実験で確かめた。ぽっくり病の予防につながる成果で、論文は米心臓病学会誌に掲載された。

 ぽっくり病は動脈硬化などの兆候のない20〜40代の人が、睡眠中に突然苦しみ出して死亡する病気で、アジア人の男性に多い。原因不明の奇病とされ、心臓が原因の突然死の1割前後を占めるといわれる。

 東海大医学部の武市早苗教授(法医学)は、ぽっくり病の疑いのある約300人の解剖例を分析し、心臓の冠状動脈が激しく収縮したため心筋に血液が流れなくなったことが原因と推測した。死者は血中の「レムナントリポたんぱく(RLP)」値が高い傾向があった。RLPは脂肪やたんぱく質の固まりで、食物中の脂肪が分解される過程で生じる。

 続いて、九州大の下川宏明助教授(循環器内科学)らは、ぽっくり病の死者の血液から抽出したRLPを含む成分と含まない成分をガーゼにしみこませ、ブタ6頭の心臓の冠状動脈の別々の部位に巻きつけた。1週間後、冠状動脈に軽い収縮刺激を与えたところ、6頭すべてでRLPを含む成分を作用させた部位だけが激しくけいれんして収縮し、心筋への血流が妨げられた。RLPの働きが生体内で確認されたのは世界で初めて。

 また、培養したヒトの血管細胞にRLPを加えたところ、筋肉を収縮させる働きのある酵素が増加することも確認した。

 研究グループは「血中の中性脂肪値の高い人は、この燃えかすが多い傾向があり、ぽっくり病予備軍と言えそうだ。暴飲暴食は控えた方がいい」と注意を促している。【西川拓】

毎日新聞 2004年5月5日 3時00分
http://www.mainichi-msn.co.jp/kagaku/news/20040505k0000m040124000c.html

 次へ  前へ

不安と不健康8掲示板へ



フォローアップ:


 

 

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る


★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
投稿コメント全ログ  コメント即時配信  スレ建て依頼  削除コメント確認方法
★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/  since 1995
 題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
掲示板,MLを含むこのサイトすべての
一切の引用、転載、リンクを許可いたします。確認メールは不要です。
引用元リンクを表示してください。