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「虐待したと思う」2割 背景に子育て不安 久留米市教委調査
福岡県久留米市教委は十九日、幼児や児童の保護者の七割が子育てに自信を持てず、二割は「わが子を虐待したと思う」などと回答した市民意識調査結果を明らかにした。市教委は「実際に虐待があったかどうかは不明だが、子育て方法への不安が背景にある」とみている。
調査は昨年十二月、少子化対策の一環として実施。「虐待」については、就学前の幼児や小学生を持つ父母が中心の保護者延べ約四千九百人から回答を得た。
それによると、虐待していると思ったことが「よくある」「ときどきある」との回答が、幼児の保護者で26・3%、小学生の保護者で23・8%あり、いずれも父親より母親の方が二倍前後、多かった。内容別(複数回答)では「感情的な言葉」が幼児、小学生の保護者とも約九割を占め、「暴力」はそれぞれ42・4%と31・9%、「しつけのし過ぎ」は27・7%と23・2%だった。
また、子育てに自信がないと思うことが「よくある」「ときどきある」との回答は、幼児の保護者の73・1%、小学生の保護者の68・6%を占めた。
同市教委子ども育成課の村松正文課長は「虐待の自覚があるという回答の多さに驚いた。市民の問題意識が高まったことの反映とも思うが、子育てに自信を持てない親ほどその割合が高く、支援を充実させる必要がある」と話している。(西日本新聞)