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インフルエンザ治療薬として普及しているリン酸オセルタミビル(商品名タミフル)を投与すると、インフルエンザウイルスの約30%近くが、この薬に対する耐性を示すようになることを、東大医科学研究所の河岡義裕教授らが突き止め6日、都内で開かれている日本感染症学会で発表した。
従来データに比べ耐性の割合がかなり高くなることを示す結果で、新型インフルエンザ対策にも影響する可能性がある。
河岡教授らは昨シーズン以降、生後2カ月から14歳までの子ども33人(平均2・7歳)から、薬による治療前と治療後に分離したウイルスを分析。30%近い9人から分離した治療後のウイルスが、耐性になっていることが分かった。
治療前のウイルスに比べ、耐性は約11万−300万倍。塩基配列を分析すると、この薬が作用する部分の周辺で変異が起きていた。
[4月6日15時53分更新]