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ウジに潰瘍食べさせ治療 岡山大で患者に応用へ
岡山大医学部倫理委員会は23日、閉塞(へいそく)性動脈硬化症などにより手足に潰瘍(かいよう)ができ、薬が効かない患者の治療で、ウジ(ハエの幼虫)に患部の死んだ組織や雑菌を食べさせてきれいにする臨床研究を承認した。
こうした潰瘍や血行障害は悪化すると四肢の切断を余儀なくされる場合があり、新たな治療法として期待される。
同大の三井秀也助手(心臓血管外科)が申請していた。4月初めにも開始する予定。
治療では、無菌で育てたハエの幼虫をオーストラリアのシドニー大病院から輸入。潰瘍1平方センチ当たり7、8匹を置き、ガーゼで覆って閉じ込める。幼虫は消化酵素で壊死(えし)した組織を分解、吸収して雑菌の繁殖も防ぎ、傷口をきれいにするという。
ガーゼを毎日取り換え、治り具合を確かめながら治療。約1週間で取り除き、必要があれば新しい幼虫を置く。(共同通信)
[3月24日0時49分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040324-00000011-kyodo-soci