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厚生労働省の専門家会合(座長、黒川清・日本学術会議会長)は19日、欧米では一般的に使用されていながら国内では健康保険の適用外となっている抗がん剤21種類について、早期の保険適用を目指すことを決めた。
今回決まったのは、脳腫瘍(しゅよう)の治療に使われるシスプラチンや乳がんに使われるアドリアマイシンなど。
現在の健康保険制度では、保険の対象外の抗がん剤を保険の対象となる薬剤と併用した場合、すべての薬剤が保険適用外となり、医療費を全額自己負担する必要がある。
同省は5月にも、保険適用の前段階として、今回選定した21種類の抗がん剤を、特定療養費制度の対象とする。これにより、これらの抗がん剤の費用以外は、保険が適用されることになる。
厚労省は、これらの抗がん剤に関する海外での治療成績や副作用情報を薬事・食品衛生審議会に諮り、保険適用についても早急な審査を求める。【江口一】
[毎日新聞3月19日] ( 2004-03-19-20:33 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040320k0000m040072000c.html