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農林水産省は19日、山口県や大分県、京都府で見つかった鳥インフルエンザのウイルスの遺伝子の塩基配列が、韓国で昨年12月に検出されたものと99%以上一致したと発表した。独立行政法人・動物衛生研究所(茨城県つくば市)の分析で判明した。発生時期も近いため、ウイルスは韓国から、渡り鳥や人に付着するなどして持ち込まれた可能性が高まったが、同省は「まだ完全に特定はできない」として近く専門家による「感染経路究明チーム」を設け、慎重に調べる方針だ。
韓国では昨年12月以降、養鶏場などで「H5N1型」のウイルスの感染が流行した。日本でも今年1月に山口県で79年ぶりの感染が確認され、その後、大分県や京都府でも感染が判明。いずれのウイルスも韓国と同じ「H5N1型」と確認されたが、遺伝子解析でも一致するかどうかの分析が進められていた。1月に「H5N1型」の発生が発表された中国とのウイルスの塩基配列の比較はまだ終わっていない。
農水省のこれまでの調査では、香港やベトナムで人に感染した「H5N1型」ウイルスとは塩基配列が異なっていることが判明している。【上田宏明、佐藤岳幸】
[毎日新聞3月19日] ( 2004-03-19-12:57 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040319k0000e040034002c.html