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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040312-00000171-kyodo-soci
肝がんの手術で切除したがん細胞でワクチンを作り、その患者に投与すると再発抑制と延命に効果があることを臨床試験で確かめたと、茨城県牛久市のベンチャー企業セルメディシンが12日、発表した。
理化学研究所や中国の中山医科大、米ジョンズ・ホプキンズ大との共同研究で、米がん学会誌電子版に掲載された。
がんワクチンは免疫療法の一種で、がんを特徴づけているがん細胞表面の「抗原」を体内に入れることで免疫機能を強化し、がんを攻撃させることを狙う治療法。
今回のワクチンは手術で摘出後、病理検査のためホルマリン漬けで保存されている標本を利用するのが特徴。約2グラムを細かく砕き、免疫刺激剤や生理食塩水と混ぜて3回に分けて注射する。
中山医科大で行った臨床試験は、B型肝炎から肝がんになり手術を受けた患者を対象に実施。術後、経過観察だけの21人は1年間で約62%が再発したが、ワクチンを投与した18人では約17%にとどまった。1年半後の死亡率も非投与群は約29%だったが、投与群は約6%だったという。(共同通信)
[3月12日18時8分更新]