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(回答先: 狂牛病と米国畜産残骸処理事情(BM技術協会) 投稿者 エンセン 日時 2004 年 3 月 05 日 23:59:07)
アメリカン式大量飼育畜産には、すさまじいもの、合理主義の極地があるね。
今は、そこまで行っているのか、と感無量。というのは、私は、30年ほど前には、養鶏の大量器械飼育システムを販売していた。そのころは、牛豚の死体処理資料を鳥に食わせる手法は誕生していなかった(と思うよ。聞いていなかった)。当時、最も苦労をしたことは、鶏糞の処理だった。このシステムは、1頭5000羽が基本単位だった。それを1万とか10万羽の大養鶏場を作るのだから、その糞の量は、すざまじいものがある。鶏糞乾燥機を2基、3基とすえつけて、毎日焼き、鶏糞を乾燥肥料を作る。出来上がったものは、いい香りのする素敵な肥料になり、みかん農家などに、みかんが甘くなるといって、好評だった。
だが、10万から100万羽の超巨大養鶏場になると、鶏糞の処理はとても難しくなる(だろう。私は、こんな規模の養鶏場には関与しなかった)。どうしているのか?どこかに大量に積み上げたまま放置しているのではないか?北海道の酪農地帯では、牛糞を放置したままだという。アマゾンでも肉牛の大量飼育が行われており、そこでの糞尿、おならから出る窒素が一大大気汚染源になっているともいわれている。
鶏にトリを食わせる、牛に牛を食わせる、この共食い飼育により、鶏や牛の腸に異変が生じている(とおもう。)。腸内細菌ソウは、まったく不自然なものになっているだろう。家畜地獄図である。狂牛病ではなく狂人病だといいたい。
私は、牛豚は食べないことにしている。卵は、食べるが、平飼いの有精卵にしている。しかも、知り合いの信用できる養鶏家からかっている。細々と自衛しているのである。