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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040228-00000040-kyt-l26
京都府立医科大は28日、自分の血液から取り出した幹細胞を注入する世界初の血管再生治療を受けた急性心筋梗塞(こうそく)の男性(46)=府内在住=が、順調に回復し、治療実施から2週間後の同日、退院したと発表した。
府立医大循環器内科(松原弘明教授)によると、男性は今月13日、急性心筋梗塞で詰まった冠動脈を風船で広げる治療を府内の病院で受けた。しかし、心臓収縮率が正常の43%までしか戻らなかったため、14日に血管再生治療が府立医大付属病院で行われた。
男性は、治療から2日以内に呼吸困難などの自覚症状が消失、3日目からは起立できるようになった。現在は心臓収縮率が正常の65%まで改善しており、「従来の治療法では考えられない驚くほどの改善率」だった。男性は自宅へ戻り、今週中にも仕事に復帰する予定という。
循環器内科の治療チームは今回の治療について「急性心筋梗塞に非常に有効であることが、世界で初めて明らかになった。今後、多施設で症例を増やし、有効性・安全性を確立していく」としている。(京都新聞)
[2月28日20時3分更新]