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社会保険庁がまとめた2002年度の公的年金決算は、収入から支出を差し引いた収支残高が会社員が加入する厚生年金で3089億円となり、前年度より39.8%減った。自営業者らの国民年金は382億円のマイナスと17年ぶりの赤字となった。運用収入が低迷する一方、高齢化に伴う受給者増で給付費支出が膨らんだためで、公的年金の財政悪化が一段と鮮明になった。
厚生年金の保険料収入は20兆2034億円と前年度比1.3%増えた。農林共済年金との統合で加入者が一時的に増えたためだ。運用収入は19.5%減の3兆1071億円と6年連続で落ち込んだ。保険料などと合わせた収入全体は4.5%増え、29兆775億円となったが、給付費などの支出が28兆7686億円と5.4%増え、収入の伸び率を上回った。国民年金は保険料収入が1兆8958億円と前年度より3.0%減った。保険料を払わない人が増え、未納率が過去最悪の37.2%に上昇したことが響いた。運用収入も1897億円と同16.2%減。支出は3兆5834億円と2.8%増えた。 (07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040304AT1F0300C03032004.html