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独週刊誌シュピーゲルは1日、ドイツの最大手のドイツ銀のアッカーマン頭取が、米国のシティグループと合併協議を始めたほか、関係者の話としてスイスのクレディ・スイスや英国のロイズTSBとも合併協議をしている、と伝えた。これに先だって2月29日付の英紙サンデー・エキスプレスはドイツ銀が合併協議のため英国のHSBCと接触した、と報じた。
こうした報道について、ドイツ銀は否定しているが、このところ観測報道は後を絶たない。背景には独経済の低迷で厳しい状況にあったドイツ銀が、リストラの進展や不良債権処理が峠を越えて前向きな戦略を描く余力が生まれたことがある。03年12月期決算で同行の純利益は前年の3.4倍に達する。外資にとっては買収や合併するだけの魅力が出てきた、ともいえる。
「世界的な株価の回復で、国際的なな金融サービス業の見通しが明るくなってきた」(UFJ銀行ロンドンの伊達信夫氏)という状況もある。
ドイツではドイツ銀以外の再編話も流れている。コメルツバンクのミューラー頭取は「現時点では合併交渉はしていないが、検討することを恐れてはいない」と先月の記者会見で語った。
ウェルテケ独連銀総裁も米国メディアの取材に、「いずれ独国内で銀行の買収や合併話が出てくることを確信している。もちろん外国勢による提案にも門戸を開いている」と述べた。 (03/03 17:27)
http://www.asahi.com/business/update/0303/102.html