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財務省は27日、1月29日〜2月25日までの外国為替市場への介入額が3兆3420億円だったと発表した。米フロリダ州で6、7日に開かれた先進7カ国財務相・中央銀行総裁(G7)後の断続的な介入で、月間の介入額としては過去4番目の規模になった。同省は20日、ニューヨーク外国為替市場でドル相場を押し上げる介入を実施したとみられ、その後、円は1ドル=109円台に急落。市場関係者からは「昨年9月のドバイG7以降の円高基調を、巨額介入で押し切った」(大手証券)との見方が強まっている。
また、同省は27日、円売り・ドル買い介入の資金を手当てするため、保有する米国債4兆9856億円を2月上旬、日銀に売却したと発表した。同省は1月に米国債約5兆円を日銀に売却しており、売却総額は上限の10兆円に達した。【塚田健太】
[毎日新聞2月27日] ( 2004-02-27-20:06 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040228k0000m020057000c.html