現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産33 > 734.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
総務省が27日発表した1月の完全失業率(季節調整値)は5.0%と前月比0.1ポイント上昇した。完全失業者数は減少したが、高齢者の退職増加で失業率の分母になる労働力人口も減ったため、失業率は小幅上昇となった。企業のリストラ一巡で中高年層の雇用悪化には歯止めがかかってきたが、若年層の失業率は高止まりしている。
厚生労働省が同日発表した1月の求職者1人当たりの求人の割合を示す有効求人倍率(同)は前月と同じ0.77倍。4カ月連続で0.7倍を超えた。雇用の先行きを示す新規求人は前年同月比16.2%増と19カ月連続で増え、求人状況の改善が続いている。
1月の男女別の完全失業率は男性が5.2%と前月比0.2ポイント上昇。女性は同0.1ポイント低下し、4.6%だった。完全失業者数は323万人と前年同月比34万人減った。失業率算出の分母になる労働力人口も、高齢化の進展などで同15万人減少した。離職理由別の失業者数ではリストラなど「勤め先都合」が同26万人減り、男性中高年を中心に雇用情勢の悪化に歯止めがかかりつつある。一方、25歳未満の失業率は9.5%と全体の2倍弱。 (10:36)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040227AT1F2700327022004.html