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(12)年金官僚の生涯所得は8億6千万円 [JANJAN]【厚生省から環境庁事務次官に転出した、加藤陸美氏】
http://www.asyura2.com/0401/hasan33/msg/725.html
投稿者 なるほど 日時 2004 年 2 月 26 日 22:15:14:dfhdU2/i2Qkk2
 

2004/02/26

 年金システムを崩壊させ、国民に負担と犠牲を強いる年金改悪。年金官僚の責任を追及
しよう。

 年金法改正案が国会で審議されている。政府は、厚生年金の給付水準を現役世代の50%で維持するというが、そのための国民負担は大変なものだ。現在の厚生年金保険料13.58%(労使折半)を05年から17年度まで毎年引き上げ、18.30%にする。国民年金保険料(税)は、1万0330円を毎年引き上げ、17年4月以降は1万6900円とするもの。

 国民全体でみれば、4兆円もの負担増となる。厚生労働省の試算によると、年収560万円のサラリーマンの場合、毎年約1万円ずつ負担が増えることになる。

 給付水準は、一律に15%削減される。例えば、国民年金を受給するお年寄り、約900万人の月平均受給は、4万6,000円だ。これが15%削られ、3万円台となる。

 このような国民に犠牲を求める改革には、賛同できないが、少子高齢化への人口の移行を想定できなかったのは、明らかに政府・旧厚生省の責任ではないだろうか。しかも、貴重な年金資金から約3800億円投入した大規模保養施設「グリーンピア」は、大赤字で自治体に売却の予定。

 年金資金の運用では、株価の低迷などで6兆円もの損失を出している。年金資金を安全に、安定的に管理しなければならない、厚生官僚・年金官僚の責任を問う。
 
 国民に負担と犠牲を強要しながら、8億円以上の報酬。元厚生省官僚の天下り。
このようなことを放置して、負担増は許せない。
 
 第1回は、厚生省から環境庁事務次官に転出した、加藤陸美氏の生涯所得だ。

加藤陸美(73歳)元環境庁事務次官の生涯所得
  1955年 4月 旧厚生省入省
1987年10月 環境庁事務次官       
1988年 7月 退職        
1988年 8月 社会福祉・医療事業団副理事長・理事長
1993年12月 公害健康被害補償不服審査会会長
2000年 3月 健康体力つくり事業団理事長
2003年 7月 (社)全国国民年金福祉協会連合会理事長

厚生省での報酬
給与     4億0668万円
     退職金      8588万円
社会福祉・医療事業団副理事長・理事長  
     副理事長 給与 1926万円   退職金  340万円
     理事長  給与 8414万円   退職金 1486万円
公害健康被害補償不服審議会会長  総報酬 1億6138万円
健康体力つくり事業団・全国国民年金福祉協会理事長
                 給与   7712万円
                退職金   1363万円
総合計 8億6680万円
             ※2003年3月時点の報酬を基準に推計

(堤和馬・JanJan特別取材班)

     ◇

堤和馬:元特殊法人労連事務局長/ジャーナリスト

http://www.janjan.jp/special/0402/0402241418/1.php

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