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[ソウル 26日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)のケーラー専務理事は、世界の経済見通しは非常に強くなっているが、経常収支の不均衡からのリスクは継続している、との見方を示した。
27日に行われるセミナーでの事前原稿を韓国財政経済省が公表した。
同理事は、持続的な景気回復を確実にするためには、主要国間の協調と、アジア諸国における、より高い為替の柔軟性が必要だというのが、IMFの立場であるとした。
「しかし、世界の経済見通しには依然としてリスクがある。特に世界経済における継続的な経常収支の不均衡から起きるものだ」と語った。
さらに、「外貨準備が急速に積み上がっているアジア各国においては、為替の柔軟性と、国内需要の拡大を支援するための構造改革を進めることが必要だ」との考えを示した。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=QNSM3L5UNOBWWCRBAEOCFFA?type=businessnews&StoryID=4441113