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http://tanakanews.com/blog/0402242313.htm
2004年02月24日23時13分
英オブザーバー紙がリーマンブラザーズの調査結果として報じたところによると、日本以外のアジア諸国の中央銀行が、昨年後半から外貨準備をドル以外の通貨に転換しているという。それまでアジアの中銀はドルばかり買っていたが、その傾向はすでに終わり、代わりにドルよりも金利が高く下落のリスクも少ないユーロ、英ポンド、オーストラリアドルなどの外貨を買っているという。昨年後半、日本以外のアジアの中銀が買ったドル以外の通貨の合計は1330億ドルにのぼったと概算されている。アジアの中銀が保有する外貨の総額は約2兆ドルだから、そのうちの13%がドル以外になったということだ。
Asian banks dump dollar
http://observer.guardian.co.uk/business/story/0,6903,1153155,00.html
中国の中央銀行がひそかにユーロを買っているというのは、以前から知られていた。日本銀行が同様の動きをしているかどうかは分からない。このようなドル離れが起きているということは、おそらくドルはまだ下がるということだろう。ただ、ユーロや豪ドルに分散してリスクが減ったということになると、アジア通貨バスケットを作ろうというアジア諸国の意志が下がり、アジアは今後も独自の共通通貨を持たず、欧米が作った通貨制度を使い続ける方を選択する可能性が大きくなる。
中国人民元と「アメリカ以後」
http://tanakanews.com/e0217dollar.htm