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政府は24日、破たん金融機関の一時的な受け皿となる新しいブリッジバンク(承継銀行)を設立する検討に入った。
現在の「日本承継銀行」(東京都千代田区、田中紘一社長)の設置期間が3月8日で切れるのを機に、突然の金融破たんに備え、承継銀行を事実上常設化するものだ。
金融庁で詳細を詰め、預金保険機構が全額出資子会社として設立する。日本承継銀の解散と同時の設立となる公算が大きい。承継銀行は、1998年に成立した金融再生法で初めて制度化され、2001年に預金保険法に引き継がれた。
今の日本承継銀は、2002年3月に設立された。同じ月に第2地方銀行の中部銀行が、前年12月には石川銀行が相次いで破たんしており、受け皿探しが難航。翌4月にペイオフ(破たん金融機関からの預金払い戻し保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)の凍結が部分解除されるのを控え、受け皿が必要となって設けられた。
中部銀は清水銀行などに、石川銀は北陸銀行などに、2003年3月に日本承継銀を経由して分割譲渡された。昨年11月に破たんした地方銀行の足利銀行は一時国有化されたため、承継の対象外だった。
(2004/2/25/03:07 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/business/news/20040225i201.htm