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◆厚生年金加入者が一人もいない年金審議◆
「年金改革が負担増、給付減になるのも当たり前だよ。だって、厚生年金関係者は一人もいないんだもの」
自動車メーカーの総務担当役員は吐き捨てるように言った。どういうことか――。
法案を作り国会答弁に立つ厚労省の役人たちが加入しているのは国家公務員共済組合の「共済年金」、法案を審議している国会議員は悪名高い「議員年金」(国会議員互助年金)だ。審議会には民間企業の経営者や労働組合幹部も入っているが、メンバーに多い大学教授たちは「国家共済」か「私学共済」で、これまた厚生年金ではない。
「法案を作ったり審議している連中にしてみれば、厚生年金なんて人ごとなんですよ。だから、民間企業やサラリーマンの負担増についても切実感がない。年金破綻がこのまま進むと責任を問われるから、負担増、給付減でごまかそうとしているだけ。ツケはみんなこっちに回ってくる」(総務担当役員=前出)
しかも、国家共済は保険料の半分、議員年金にいたっては72%がわれわれの税金だ。厚生年金加入者は踏んだり蹴ったりである。
★いっさい、しがらみのない関係者による審議会が存在するとは驚き。しがらみのない分、思い切った決断ができるので、一概に悪いとは言えないだろう。こうした良い慣行はぜひ他の審議会にも広げてもらいたいものだ。当然、「共済年金」と「議員年金」の審議委員は、厚生年金加入者のみとし、この際、徹底的な制度改革を進めてもらおうではないか。