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昨年、都市の勤労者世帯のうち所得最下層の10%に当たる50万世帯の所得がIMF通貨危機以降初めて減少し、通貨危機以後減少して来た上位層と下位層の間の所得格差も昨年再び大幅に広がったことが分かった。
また昨年、景気が低迷する中でも私教育費の支出は前年より40.8%伸び、過去13年間で最も大幅な増加率を記録した。
統計庁は23日、「2003年都市勤労者家計指数動向」において「昨年、都市勤労者の500万世帯のうち、最下層の10%(約50万世帯)の月平均所得は781889ウォンで、昨年の832175ウォンと比べ6%(50286ウォン)減少した」と明かした。
最下層10%の所得が減ったのは、この分野の統計が作成された1979年以来、通貨危機直後の1998年(22.8%減少)に次ぎ2回目だ。
一方で、最上位層10%に属する勤労者の昨年の月平均所得は698万3920ウォンで、11万5784ウォン(1.68%)増えるなど、最下位層10%を除く他の階層では所得が軒並み増加した。
また、最上位層10%の平均所得を最下位層10%の平均所得で割った「所得10分位倍率」も昨年は8.93で、前年の8.25に比べ大幅に増加し、上位層と下位層の間の所得格差が大きく広がった。
「所得10分位倍率」は通貨危機直後の1997年(9.40)と1998年(9.33)に最高値を記録して以後、2000年の8.85、2002年の8.25などにそれぞれ改善する傾向だった。
また、昨年の都市労働者の月額平均家計支出は228万500ウォンで昨年に比べ6.8%増える中、塾費用、家庭教師費など課外教育費の支出は月平均12万5700ウォンで、昨年(89300ウォン)に比べ40.8%も増加したと統計庁は明かした。
こうした教育費の増加率は1990年(43.3%増加)以降13年間で最も高く、都市勤労者の平均所得増加率の8倍に達する。
尹泳信(ユン・ヨンシン)記者 ysyoon@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/23/20040223000087.html