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【モスクワ=栢俊彦】ロシアのユスフォフ・エネルギー相は20日、日本経済新聞など一部の外国メディアと会見し、東シベリアの石油を極東に運ぶパイプラインに関して、日本向けのナホトカルートの採用に傾いていることを明らかにした。最終的な決定は採算性があると確認した段階で下すという。
新設するパイプラインを巡っては、ナホトカルートと大慶ルートをそれぞれ推す日中両国が競合している。ユスフォフ・エネルギー相は「バイカル湖の北回りルートはロシアにとって戦略的に重要な優先事業だ」「パイプラインは東方の沿岸に達することを望んでいる」と語り、ナホトカルートが有力であることを示唆した。
その理由としてエネルギー相は「タラカンスコエ油田など東シベリアの油田地帯に近い」ことを指摘、東シベリアの資源開発を同時に進められる利点を挙げた。ロシア極東地域での雇用創出や予算収入拡大につながることや、日米をはじめアジア太平洋諸国に幅広くエネルギーを供給できる点を強調した。建設費用は50億―70億ドルと想定した。 (13:00)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20040221AT2M2002L21022004.html