現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産33 > 643.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
ライフスタイル別にみる世帯ごとの年金の変化(厚生省試算)
厚生労働省は20日、今国会に提出した年金改革関連法案により、月々に受け取る年金が、ライフスタイル別に04年時点と25年時点でどう変わるかの試算をまとめた。現役世代の収入に対する給付水準は、標準モデル世帯(40年加入、妻は専業主婦)が最も高く、25年時点でも50.2%とほぼ半分を確保するものの、夫婦共働きや男性単身の世帯は、30%台まで落ち込む。
試算はいずれも、夫や単身の世帯主が40年間働くことが前提。04年では、給付水準が50%を下回るのは夫婦共働きと男性の単身、妻が育児後フルタイムで再就職した世帯だけだが、賃金の伸びに対して年金の給付水準が抑えられるため、25年には標準モデル世帯以外がすべて50%を割り込む。
政府・与党は、今回の年金改革にあたり、現役世代の収入に対する年金給付水準を50%以上にすることを大前提にしているが、その基準はあくまでも法案にも明記されている標準モデル。年金制度が、他の世帯は標準モデルを下回る設計になっているとはいえ、世帯によって30%台にまで落ち込むことは、国会でも論議になりそうだ。
(02/21 09:09)
http://www.asahi.com/business/update/0221/009.html