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【NQNニューヨーク】20日のニューヨーク外国為替市場の円相場は大幅続落。前日比1円95銭円安・ドル高の1ドル=109円05―15銭で取引を終えた。朝方に米報道機関が「日本政府がテロ警戒レベルを昨年3月以来となる最高水準に引き上げた」と伝えたことをきっかけに、円を売ってドルを買う動きが強まった。円は109円35銭と昨年12月2日以来の安値を付けた。
円相場は海外で売られた流れを引き継ぎ107円80―90銭で取引を開始した。ニューヨーク市場で取引が始まる直前に日本のテロ警報に関するニュースが伝わり、円は間もなく東京市場での安値である108円ちょうどを割り込んだ。一部で日本の通貨当局が円売り・ドル買い介入を実施したとの見方も広がるなか、円は一気に下げ幅を拡大した。
午後に入ると、円相場は再度下値を探り、この日の安値を付けた。引け際までおおむね109円台で推移した。
円は対ユーロでも続落。一時、1月12日以来の安値となる1ユーロ=137円25銭を付けた。終値は同55銭円安・ユーロ高の136円65―75銭。
ユーロは対ドルで大幅反落。午前10時過ぎに、欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリープシャー・オーストリア中銀総裁が「外為市場で介入を実施する可能性は常にある」と発言したことが伝えられると下げ足を速め、一時1ユーロ=1.2494ドルを付けた。終値は1.2530―40ドル。