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『もっとずさんなのは、小泉首相と谷垣財務相:特別会計の予算規模をまったく知らず(笑):来年度予算の審議中でのこの醜態は即刻辞任もんだ!』( http://www.asyura2.com/0401/hasan33/msg/503.html )のフォローで、該当部分のみを抜粋して転載します。
TVを見た記憶に基づき書き込みしたものでしたが、大きな誤りはなかったようです。
ただ、小泉首相が「総理も恐らく、これ、総理、特別会計の規模がどのくらいあるかというのをわかっていますか」と問われて、首を横に振ったところは会議録には記されていないので、TVを見た人でなければわらないものです。(笑)
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[該当部分:少し拡大したものを後ろに添付]
海江田氏:総理も恐らく、これ、総理、特別会計の規模がどのくらいあるかというのをわかっていますか。いや、わかっていないでしょう、これは。わかっていないですから、これは。――谷垣大臣も、ぱっとそらで言えないんですか、これ、幾らあるかというのは。信じられない。
○谷垣国務大臣 特別会計につきましては、財政演説の中でも、十分ではないんですが、ちょっとは触れさせていただいております。
それで、特会の歳出は三千八百七十四兆という規模でございます。(海江田委員「違う、違う、違う。単位が違うよ、ひどいね」と呼ぶ)三百八十七・四兆という規模でございます。
○海江田委員 ちょっとひどいですよ。三千八百兆もあるはずがないでしょう。(発言する者あり)ひどいよ。この程度でしょう。ちゃんと言ってくださいよ、それは。
○笹川委員長 財務大臣、訂正してください。
○谷垣国務大臣 どうも眼鏡が合っておりませんで、コンマを読み落としまして、申しわけございません。
三百八十七・四兆でございます。
○海江田委員 特別会計は、一般会計に対する繰り入れというのもありますよね。そこのところの関係、ちょっとお話しください。わかってないですね、余り。
特別会計、じゃ、もう余りメモ見ないでいいですから、どういうふうな、今、三百八十七兆というお話がございましたけれども、それは、実は一般会計と一緒になっている部分もあるわけですよ。例えば保険料なんか、それから外為特会なんかも一番そうですけれども、まず一回入ってくるけれども、それを今度は一般会計に繰り入れをして、そうすると、また今度、一般会計の方から戻ってくるのもあるわけですよ。
だから、単に三百八十七兆円と八十二兆円の一般会計の両方を合わせただけでは、実際の国の予算は違うわけですよ。重なっている部分を差っ引かなきゃいけないとか、あるいはこの特別会計の中でのやりくりなんかもあるわけですよ。
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衆議院予算委員会
平成十六年二月十二日(木曜日)
午前九時一分開議
○海江田委員 いずれにしましても、まず本当にこの年金の、年金法の議論をする前に、襟を正さなければいけないところ、それからしっかりと真相を究明しなければいけない点、やはりこういうものをやっているという姿勢があって初めてまずこの年金の議論に入れるんではないだろうか、そういうふうに思うわけです。
それから次に、これは財務大臣にお尋ねをしますが、今度のこの予算の特徴というのは、これは一つは、特別会計について、一般会計についてだけ議論をするんではなくて、どうも特別会計にむだがあるぞと。これは前回の、去年の予算委員会で私もかなりやりましたし、それから、今は埼玉県の知事になりました上田さんなんかも、かなり特別会計の中身を細かく調べて、ここに問題があるんじゃないだろうかという質問をしました。
そうしましたら、当時の塩川財務大臣が、母屋でおかゆをすすっておるのに離れですき焼き食べている、とんでもない話だという話があって、それで政府の方でもこの特別会計についてしっかりしなきゃいけないというような見直しを、去年の秋口からそういう方針を出したんです。
ただ、どうもその割には今度の国会でも、その特別会計について、例えば、財政演説の中では特別会計については一切触れていませんね。私、聞いていましたし、改めて演説の草稿を読んでみましたけれども、全く触れていない。
それから、平成十六年度予算の提案理由の説明要旨というもの、これをこの委員会で真っ先に読み上げる、いわゆるお経読みと言われるんですけれども、これについてもほとんど触れていませんね。一般会計については、一般会計の全体の予算規模は八十二兆一千一百億円となっておりますとか具体的な金額が入っているんですけれども、特別会計について、「特別会計及び政府関係機関の予算につきましても、資金の重点的・効率的な配分に努め、事業の適切な運営を図ることとしております。」これだけですから。
総理も恐らく、これ、総理、特別会計の規模がどのくらいあるかというのをわかっていますか。いや、わかっていないでしょう、これは。わかっていないですから、これは。――谷垣大臣も、ぱっとそらで言えないんですか、これ、幾らあるかというのは。信じられない。
〔北村(直)委員長代理退席、委員長着席〕
○谷垣国務大臣 特別会計につきましては、財政演説の中でも、十分ではないんですが、ちょっとは触れさせていただいております。
それで、特会の歳出は三千八百七十四兆という規模でございます。(海江田委員「違う、違う、違う。単位が違うよ、ひどいね」と呼ぶ)三百八十七・四兆という規模でございます。
○海江田委員 ちょっとひどいですよ。三千八百兆もあるはずがないでしょう。(発言する者あり)ひどいよ。この程度でしょう。ちゃんと言ってくださいよ、それは。
○笹川委員長 財務大臣、訂正してください。
○谷垣国務大臣 どうも眼鏡が合っておりませんで、コンマを読み落としまして、申しわけございません。
三百八十七・四兆でございます。
○海江田委員 特別会計は、一般会計に対する繰り入れというのもありますよね。そこのところの関係、ちょっとお話しください。わかってないですね、余り。
特別会計、じゃ、もう余りメモ見ないでいいですから、どういうふうな、今、三百八十七兆というお話がございましたけれども、それは、実は一般会計と一緒になっている部分もあるわけですよ。例えば保険料なんか、それから外為特会なんかも一番そうですけれども、まず一回入ってくるけれども、それを今度は一般会計に繰り入れをして、そうすると、また今度、一般会計の方から戻ってくるのもあるわけですよ。
だから、単に三百八十七兆円と八十二兆円の一般会計の両方を合わせただけでは、実際の国の予算は違うわけですよ。重なっている部分を差っ引かなきゃいけないとか、あるいはこの特別会計の中でのやりくりなんかもあるわけですよ。
だから、そういうことを含めて、国が関係をしております税金、あるいは国債の発行、あるいは保険料の収入、こういう形で、国が関与して、国の会計の中で出ていくお金というのは一体どのくらいなんですかと、そのことを聞きたいんです。
○谷垣国務大臣 読み間違えるといけませんから、眼鏡を外してあれしますが、歳出総額が四百六十九・五兆というふうになっておりますが、うち一般会計が八十二・一兆でございます。その中で、特別会計への繰入額というのが四十七・〇兆ということでございます。それから、うち特別会計が三百八十七・四兆、それで、一般会計への繰入額が〇・七兆。そうなりますと、特別会計の純計額というのが二百七・四兆、こういう形になるわけでございます。
○海江田委員 あと、強いて言うと、それにさっき言った一般会計の八十二兆を合計しますから、合計して二百八十九兆がいわば国の関係します歳出だと、こういうことで、これは申しわけないけれども、せっかく塩川さんがあれだけ一生懸命力を入れまして、そして、財政制度審議会で十一月二十六日、「特別会計の見直しについて」ということを出しているわけですよ。しかも、この中で「一般会計に偏ることなく特別会計についても国民に対する分かり易い説明を工夫するなど、説明責任(アカウンタビリティー)の強化を図る。」ということが、一番これは大事な項目として書いているんですよ。
だから、本当は、こういう予算委員会があって、テレビ中継なんかがあるときに、それこそ、やはり財務大臣がここのアカウンタビリティーを果たしていただかなければ困るわけですよ。全然果たしていないわけで、私が果たしてもしようがないので、これは。
だから、そういう意味では、やはりこれから、きょうはもう時間もありませんので、この中身について、外為特会の話もありますし、それから、先ほど来お話が出ています年金の特別会計の問題もあります。これからじっくり時間をかけてやらせていただきます。何かあれば。
○谷垣国務大臣 確かに、特会のアカウンタビリティーを充実していくというのは、財政審で出していただいた基本方針の大きな部分でございまして、平成十六年度の予算及び財政投融資の説明という資料を出させていただいておりますが、そこは昨年に比べますと大幅に記述を詳細にしましたし、それから、特別会計の見直しについても新たな公表資料をつくりましたほか、それから、新たな特別会計財務書類ですね、この取り組みを今進めておりまして、可能な限りオープンに、明らかになるように今進めております。
http://www.shugiin.go.jp/itdb_main.nsf/html/index_kaigiroku.htm