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「日刊ゲンダイ2・20」の5面に掲載されている「話題の焦点」より:
見出し:「サラリーマン負担増の裏で社会保険庁があくどいチョロまかし」
「年金保険料で超豪華職員宿舎建設は許せない!」
「ボーナスや退職金1000億円もピンハネ」
記事:
「国民が払った厚生年金や健康保険の保険料などを管理する「厚生保険特別会計」から、社会保険庁の職員の超豪華宿舎の建設費が支払われていたことが明らかになった。
年金改革とかいって国民には負担増を押し付け、裏ではそのカネをチョロまかしていたのだ。
社会保険庁は昨年3月までの5年間で、横浜市や大阪市など1道1府26県に39の職員宿舎を建設した。総費用は約70億4900万円。家賃は最高でも2万8440円という安さだ。
その一つ、横浜市にある「鷺山宿舎」を見てビックリ。近くに山手公園やフェリス女学院などがある高台に立つ瀟洒な3階建てマンションだ。3DK61平方メートルの家賃は駐車場付きでたったの2万1000円。民間マンションなら「駐車場付きで23万円はする」(地元不動産業者)というから10分の1以下だ。
これについて社会保険庁はこう言い放つ。
「職員宿舎は業務を執行する上で必要なもの。家賃が安すぎると言われても、法律で決められておりコメントのしようがありません」(総務課)
それにしても、国家公務員の宿Y差の建設費がなぜ、国民の保険料から出ているのか。国会でこの問題を追及した民主党の長妻昭議員がこう言う。
「保険料流用のきっかけは98年に施行された『財政構造改革の推進に関する特別措置法』です。財政支出を抑えるとして、98年度から03年度までの6年間は、それまで一般会計から出していた社会保証関連費を、厚生保険特別会計から出すようにした。特別会計は厚生年金や医療費の給付のための財源。そこから職員の豪華宿舎を建設するのは明らかに国民の保険料のピンハネです。しかも、公務員の共済年金や共済組合には手をつけていないから、国民をバカにするにもほどがある」
ほかに年間1000億円を超える社会保険庁職員の退職金やボーナスの支給、公用車251台の購入・維持費、外国旅費なども特別会計から出ている。
本来なら国の一般会計から支出されるべきものを特別会計に肩代わりさせて、何が財政構造改革だ。
得粗放は今年3月で期限が切れるため、政府は1年間延長する法案を今国会に提出している。これ以上のピンハネは絶対に許してはならない。」
★ 衆議院予算委員会で特別会計の予算規模を知らないと首を振った小泉首相のもとなら、財政構造改革を謳い文句に目に見えやすい一般会計での支出を減らし、見えにくい特別会計で支出するという官僚の姑息な手法に対抗できるはずもない。
※ 参照書き込み
『もっとずさんなのは、小泉首相と谷垣財務相:特別会計の予算規模をまったく知らず(笑):来年度予算の審議中でのこの醜態は即刻辞任もんだ!』
( http://www.asyura2.com/0401/hasan33/msg/503.html )
『厚生年金流用:保険料による社保庁の事務費負担見直しへ [毎日新聞]【隣から預かったお金を飲食や改築に使うようなことがなぜ許される!】』
( http://www.asyura2.com/0401/hasan33/msg/585.html )