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来年度分の介護保険料14%増、厚労省見通し
厚生労働省は2004年度に40―64歳の人の介護保険料負担が1人当たり年額4万1665円と2003年度と比べ14.1%増えるとの見通しをまとめた。月額換算で平均3472円となり、前年度と比べ429円増える。介護サービスの利用増で給付費が年1割近く膨らむことが背景だ。会社員は10月に引き上げられる厚生年金保険料の負担増に介護保険料の負担増が重なる。
原則65歳以上の人が利用する介護サービスは給付費の5割を税金、残り5割を40歳以上の人が負担する保険料で賄う。65歳以上の人の保険料は3年おきの改定だが、40―64歳の保険料は毎年の給付費に応じて見直す。2004年度はサービス利用者の増加で給付費が約5兆5000億円と今年度より約8%伸びる見通しのため、40―64歳の1人当たり保険料負担も膨らむ。 (07:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040215AT3K1401V14022004.html