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(回答先: 武器輸出の解禁に必要な理念 投稿者 せと 日時 2004 年 2 月 14 日 22:03:00)
どうも、たまに投稿したレポートを楽しみにお読み頂き有り難うございます。
軍事オタクを公言しているわりには、私の本棚になぜか今探したら兵頭二十八氏の著作が無い事に気が付きました。月刊軍事研究の記事などではよく見かけるのですが、軍事考学も読んでいないので、兵器の分類に、「秩序化兵器」「非秩序化兵器」の二種類に分類することを、知りませんでした。
私が武器輸出解禁を提唱する品目は、「秩序化兵器」の方と考えたい。例えば自衛隊が採用している5.56mmの89式小銃などは、仮に輸出解禁したとしても、果してマーケットをとれるだろうか?積極的な輸出品目にはならないし、輸出解禁品目に加えて欲しくはありません。一台10億円近くする90式戦車なども、仮に輸出で一台辺りのコストが削減されたとしても、採用する国が思い浮かばない。
陸上戦闘兵器の中では、サマワの部隊の映像で頻繁に登場する、高機動車や、軽装甲機動車、96式多目的誘導弾(1セット14億円)は輸出解禁候補にあげてもいい。
しかし、私が武器輸出解禁の多くは、世界最高性能を誇る通常動力潜水艦など、艦艇。現在開発中のPX対潜哨戒機や、C−1輸送機後続のC−X、救難輸送機US−1改を主に
「秩序化兵器」意図しております。
日本人が兵器を家電と同じように考え、「誰でも簡単に使える訓練の必要がない安くて効果的な兵器」という商品を作って売りまくるのではありません。