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(回答先: 年金資金、ずさん運用浮き彫り…衆院予算委 [読売新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 13 日 19:46:29)
上の記事でも省かれ報道もないようだが、もっとずさんなのは、小泉首相と谷垣財務相である。
記事の対象となった予算委員会で枝野議員の後に質問に立った民主党・海江田議員が、「特別会計の予算がいくらかご存知ですか、総理」と発すると、小泉首相は少し気恥ずかしそうに首を横に振り谷垣財務相のほうを向いた。
続いて海江田議員は、「では、財務大臣はどうですか」と畳みかかると、谷垣財務相が焦った顔になり手にした資料をめくったが見当たらないようで困った表情をしていると、後ろから財務省の官僚とおぼしき男が資料を手にしてやってきた。
その資料を手に答弁に向かったのはいいのだが、なんと、特別会計の予算額を「3千8百..兆円」と答えてしまった。
正確な数字は失念したがおよそ380兆円であり、一桁も多い金額を“平然”と答えたことになる。
海江田議員におかしさを指摘された谷垣財務相は、眼鏡のせいで3桁カンマを見誤ったと言い訳し、正確な数字を言い直した。
眼鏡のせいというのはいいが、それで許されるのは、380兆円を360兆円とか410兆円と見誤ったときであろう。
特別会計は、外国為替特別会計もそうだが、国会の“管理”から逃れて官僚が国庫金を動かす闇資金的存在にもなっており、一般会計とのあいだ、他の特別会計のあいだでお金を融通する調整弁にもなっている。
来年度予算の審議をしている真っ最中の国会で、日本の国家運営に最高の責任を負う首相が知らないと首を振り、日本の財政を預かる財務大臣が10倍も大きな金額を口にするのが我が日本である。
このような醜態を晒してしまった首相と財務大臣は即刻辞任するのが政治的道義に適うと思っているが、いかがなものか。