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[東京 13日 ロイター] 経済産業省が発表した12月の鉱工業生産確報によると、稼働率指数は10─12月に8期連続の上昇、2003年暦年では2年連続の上昇となった。一方で、生産能力指数は10─12月に24期連続で低下、2003年では6年連続の低下となった。生産拡大を反映して稼働率指数が上昇する一方で、企業は生産能力を削減し続けている姿がうかがえる。
稼働率指数は、10─12月に99.9となり、IT(情報技術)バブル期の2000年第4四半期(100.0)以来の高水準となった。前期比3.1%の上昇となり、8期連続の上昇は現基準で最長。2003年は97.1で、前年比3.9%上昇し、2年連続の上昇となった。
一方で、生産能力指数は10─12月に91.9となり、現基準で最低水準。前期比0.2%の低下となり、24期連続の低下。2003年歴年では91.9、前年比2.2%の低下で、6年連続の低下は過去最長。
経済産業によると、「12月は一般機械が海外移転で、金属製品工業が生産拠点の統廃
合などで、生産能力が低下した」という。もっとも、生産が拡大している電子・デバイスや非鉄金属工業などでは、能力を増強している。12月の稼働率指数は99.5、前月比0.8%の低下となった。生産能力指数は91.9、前月比0.1%の低下となった。
12月の鉱工業生産確報をみると、生産、出荷とも上昇修正され、在庫・在庫率は速報値から低下した。この結果、10─12月の生産、出荷とも、現基準で最大の伸び率となった。
12月の生産は、電子・デバイス、情報通信機械、輸送機械、電気機械の生産が好調だったが、化学や一般機械などが11月の反動で低下し、小幅の低下となった。
また2003年は前年比3.2%上昇し、3年ぶりのプラスとなった。
http://www.reuters.co.jp/news_article.jhtml;jsessionid=U24VDI1Y0ZLQKCRBAEOCFEY?type=businessnews&StoryID=4351934