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英中銀、再々利上げ視野に――経済成長、内外で加速。2004/02/13, 【日経金融新聞,】
http://www.asyura2.com/0401/hasan33/msg/492.html
投稿者 hou 日時 2004 年 2 月 13 日 06:52:23:HWYlsG4gs5FRk
 

●ポンドはユーロをつれて、それに円がついてきている。
ユーロはスイスフランをつれ、オーストラリアとニュージーランドがついていく

ドルが下がり、香港ドルが下がり、カナダドルが下がる。

 【ロンドン=佐藤大和】英中銀イングランド銀行が近く三度目の利上げに踏み切る可能性が出てきた。英中銀が十一日発表した二月の「インフレ報告書」(四季報)で、今年前半の英国の国内総生産(GDP)成長率は年率三・六%と予想、「潜在成長率を大きく上回る」として景気の先行きに強気の見通しを示したためだ。
 英中銀は今月五日、〇・二五%の利上げに踏み切り、政策金利を年四・〇%とした。昨年十一月に続く金融引き締め。昨年夏以降、主要七カ国(G7)で利上げした国は英国以外にない。
 インフレ報告の発表に合わせて会見したキング総裁は「内外経済の回復は力強さを増している」としたうえで「昨年の利上げは想定したほど(引き締め)効果が出なかった」との見方を示した。
 英中銀はインフレ目標政策を採用しており、足元の消費者物価指数(CPI)上昇率は一・三%とインフレ目標値(二・〇%)を大きく下回っている。しかし、英中銀はむしろCPIに反映されない住宅価格の二ケタ上昇や低金利にあおられた無担保ローンの膨張を懸念している。失業者数が三十年ぶり低水準に減り、完全雇用状態に近づいていることも将来的なインフレ圧力につながる。
 金利先物市場の短期金利の水準をみると、年末までに政策金利が四・八%程度まで引き上げられると織り込んで推移している。英中銀は最近、景気や物価情勢を綿密に検討する機会となる四半期のインフレ報告の発表に合わせて利上げしており、「次号の報告内容を討議する五月の政策委員会が次のヤマ場になる」(RBS)との見方が多い。

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