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(回答先: 米小売りの人員削減続く、生産性向上急ぐ [日本経済新聞]【個別企業の短期的な生産性上昇には貢献するがGDPは縮小する策】 投稿者 あっしら 日時 2004 年 2 月 09 日 19:49:22)
2004.02.08
Web posted at: 20:15 JST
- AP
米ニュージャージー州ニューブランズウィック(AP) 春から夏にかけ卒業、就職のシーズンを迎える米国の大学生にとって、今年は明るい材料が多いようだ。金融、医療などの分野を中心に、新卒者採用に積極的な企業が目立つ。ただ、IT(情報技術)関連業界での求人は限られ、依然として厳しい状況が続きそうだ。
全米各地の大学では今年、キャンパスを訪れる企業の求人担当者の数が増えている。就職の動向を追跡している全米大学就職協議会(NACE)によれば、今年の新卒者採用は2年ぶりに増加に転じるとみられ、12.7%の伸びが予想される。同協議会のアンケートで採用を増やすと答えた企業は、対象全体の51%に上ったという。
インターネット上で学生に就職情報を提供しているモンスター・ドット・コムでも、経理や販売といった職種では昨年に比べ、求人が50%以上増加している。金融、医療、広告などの分野も好調だという。さらに公務員の採用も増える見込みで、今後半年間に連邦政府機関だけで73000人が新規採用されるとの予測データもある。
一方、コンピュータ・サイエンスなどIT関連の学部を卒業する学生については、悲観的な見方が強い。業界自体の業績低迷に加え、雇用が海外へ流出していることも大きな要因とみられる。
「入学したころは、コンピュータ・サイエンスを専攻しておけば就職に困ることはないと思ったのに」と語るのは、ニュージャージー州ラトガーズ大4年のアンドリュー・ズーさん。今は、同時に取得した経済学の学位を頼りに、職を探しているという。
同大の就職担当者によれば、コンピュータ業界ではプログラミングや顧客サービスなどの職の大半が、中国やインドなど低賃金の国へ移っている。調査会社のフォレスター・リサーチは「2015年までに、米国内のIT関連の事務職330万人分が海外へ流出する」との予測を示す。工学部を出て薬品会社に就職、といった例も増えているようだ。
http://www.cnn.co.jp/business/CNN200402080011.html