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年初から原材料価格の上昇と消費低迷が続く中、企業が肌で感じる景況感が悪化している。
韓国銀行(韓銀)は6日、「全国の企業2900社を対象に行った調査の結果、今年1月の製造業の景況感指数(BSI)は80と、前月(82)より2ポイント下落した」と発表した。
BSIが100未満だと、景況感が前月より悪化したとみる企業がそうでない企業より多いことを意味する。
製造業のBSIは昨年8月以降一時上昇したが、昨年11月(84)から再び下落している。
韓銀は「原材料価格の上昇により採算性が悪化したことから、内需企業の業績不振が続いているため」と分析した。
製造業の原材料価格に関するBSIは前月(125)より8ポイント高の133と、ここ10カ月で最高値となった。原材料価格に関するBSIが100を超えると、原材料価格が上昇したとみる企業がそうでない企業より多いことを意味する。
韓銀は「経営の隘路事項として『原材料価格の上昇』と答えた企業が15.9%と、昨年10月(7.5%)に比べ2倍以上増えた」と説明した。
また、輸出企業のBSIは82から85に上昇、内需企業のBSIは81から78に下落し、景気の二極化が深刻化していることが分かった。
一方、大企業のBSIは前月と同じ90を維持した反面、中小企業は78から75に下落し、双方の格差は拡大した。
韓銀は「卸小売業、運輸業、建設業など非製造業のBSIも前月(77)より7ポイント低い70」とし、「これはここ1年で最大の下落幅」と説明した。
特に、設備投資展望に関するBSIは96から95に下落し、当分の間投資の拡大は期待できないとみられる。
韓銀は「景気が徐々に改善しているとはいえ、景況感が本格的に回復するまでは相当な時間がかかる見通し」とした。
イ・セミン記者 johnlee@chosun.com
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/02/06/20040206000055.html