現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産33 > 360.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
[東京 6日 ロイター] 日銀は金融経済月報で、輸出や生産の先行きについて、増加が続くものの、大幅増加となった10―12月に比べ、1―3月は減速する可能性が高いとの見通しを示した。
輸出の先行きについて、月報では、「海外経済が米国及び東アジアを中心に高めの成長を続けるとみられることから、増加が続くと予想される」とした。米国経済は個人消費が好調を持続するなか、設備投資の回復も情報関連を中心にはっきりしているほか、東アジア経済も中国を軸とした回復が続くとみられる、という。ただ、「1―3月の輸出は、大幅な増加となった10―12月に比べれば、減速する可能性が高い」としている。
また、生産についても、「輸出の増加を主因としつつ、設備投資の回復や耐久消費財の販売好調にも支えられ、増加が続くと見られる」としたうえで、「1―3月の増加テンポは、高い伸びとなった10―12月に比べれば、鈍化する可能性が高い」とみている。
設備投資は、「輸出や生産の増加が続くもとで、回復傾向がより明確化していくと予想される」としているものの、企業の設備過剰感が残存しているほか、過剰債務の残存、期待成長率の低さ、金融面の弱さも引き続き作用しているため、「キャッシュフロー対比では、慎重な投資が続く可能性が高い」との見通しを示した。