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(回答先: あまりこういう言葉は使いたくないけど、政策決定者の一部に売国奴がいるんでしょうね 投稿者 オニオン 日時 2004 年 2 月 06 日 00:41:53)
オニオンさん、レスありがとうございます。
>あっしらさんは以前日本政府のの敗戦責任についてきちんと論じなければならないと
>いってましたが、それはこの様な状況を打破するためということもあるのでしょうか?
>以前このことに関しての御投稿を読んだときは正直よく理解できなかったのですが今
>は少しわかる気がします。
ありがとうございます。
「敗戦責任」問題は、過去のことではなく、現在のことだと思っています。
国家を動かす側にある人たちがどのような経緯で間違った判断をしいかにうまくその責任を放棄したのかを明確にしていかなければ、同じことが繰り返されることになるという思いがあります。
他国の人々にも甚大な被害を与えましたが、300万人以上の国民が犠牲になり、多くの国民の生活基盤がずたずたにされ、長期の占領支配に置かれその過程でその後の国家社会の在り方が規定された先の戦争を、できるだけイデオロギー(価値観)抜きで議論するためには、「戦争責任」ではなく「敗戦責任」を基軸にしなければならないと思っています。
「戦争責任」論では、いわゆる保守的右翼的な人たちを土俵に乗せることはできません。不毛な「左右対立構図」を避ける道は、だれもが認めざるを得ない敗戦し占領支配を受けたという事実を基軸をすることだと思っています。
侵略戦争をした日本が悪くそれを領導した人たちが責任を負うべきでも、経済成長も民主主義も実現できたのだから結果オーライでも、違ったかたちでドツボに落とされる道を歩んでいても、国民は気がつかなかったり抵抗できないままになると思っています。
★ 参照書き込み
『「それでよかったのだ」型歴史認識のままでの憲法改正は容認できません』
( http://www.asyura2.com/0311/senkyo1/msg/599.html )