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http://quote.bloomberg.com/apps/news?pid=80000003&sid=avYF3gsgeVYo&refer=top_kaigai
●日本の弱い金融機関に手をこれ以上こまねいている場合ではない。日本として戦略的に銀行グループを駒にして世界的なM&Aの波に乗り遅れてはならない。
その場合、収益が重要であり規模の拡大ではない。
日本の銀行システムが使えないなのならこれ以上、銀行の収益を圧迫するようなシステムの国産化は否定するべきであり、弱い銀行への補助をやめるべきである。
最近、欧州で時価総額一位のスペインのビルバオ・ビスカヤ・アルヘンタリア銀行はメキシコ二位の銀行をM&Aした。この銀行はさらに世界に目をむけてM&Aを考えている。
イギリスのHSBCは、日本の銀行を虎視眈々と狙っているし、このような世界競争に打ち勝つためにも日本はここで不良債権処理に力をさらにいれ、公的部門(第三セクター)の処理を一気に行うことが重要である。
【記者: Julia Werdigier 】 2月5日(ブルームバーグ):米シティグループとドイツ銀行、蘭ABNアムロ、仏BNPパリバなど大手金融機関の経営トップらはいずれも、競合他社のM&A(企業の合併・買収)活発化に危機感を抱き、買収や合併の可能性について検討している。
シティのチャールズ・プリンス最高経営責任者(CEO)は5日、シンガポールでの投資家向け会議で、バンク・ワンを買収するJ.P.モルガン・チェースは「ライバルになる」と語った。ドイツ銀のヨセフ・アッカーマンCEOは5日の決算発表後に、「業界統合が進んだ場合の機会と脅威を検討している」と述べた。
銀行と保険会社がかかわる合併案件は2003年、世界で計2509億ドル(約 26兆5000億円)相当と、前年から54%増えた。各社が国内でのシェア(市場占有率)拡大と海外進出を図るなかで、ことしはさらに増える可能性がある。
ABNアムロのグローニンクCEOは4日、巨大米銀の誕生は「欧州での統合につながるだろう」と述べた。また、仏銀最大手のBNPパリバは、米カリフォルニア州での買収を考えている。
一方、ドイツ銀のアッカーマンCEOは、欧州での合併は北米に比べ緩やかなペースになるだろうと述べ、「国家や言語、規制、政治などの障壁がある」と説明した。
事情に詳しい関係者が5日明らかにしたところによると、ドイツ銀はシティによる同社買収について予備的な話し合いを持ったが、1月にアッカーマンCEOがニューヨークでシティの経営陣と会い、交渉を打ち切った。現時点での合併はあまりにも政治的あつれきが大きいとの結論に達したという。
シティのプリンスCEOはシンガポールで「戦略的機会があると思われる場所」で買収を続けると述べた。