現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産33 > 344.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
JR西、完全民営化へ…政府保有株を今年度内に売却
政府は5日、独立行政法人の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(旧日本鉄道建設公団)が保有するJR西日本の株式(保有比率31・72%)を今年度中に売却する方針を明らかにした。
売却時期は調整中だが、全株式の63万4000株を早期に売却する方向だ。これにより、JR西日本は、旧国鉄から民営化したJRグループ7社の中で、JR東日本に続き、完全な民間企業となる。
JR西日本は1996年に株式を上場した際、政府保有株のうち68・28%を放出し、その後は売却していない。
今回、株式市況が持ち直しつつあることから、売却に踏み切ることにしたもので、既に2社の証券会社が主幹事を務めることが決まった。具体的な売却時期については「なるべく早期に売却する方向で準備」(政府筋)しており、株価の推移を見ながら最終的に詰める。JR西日本の株式の売却総額は約2500億円に上る見込みだ。
旧国鉄改革では、JR各社の完全民営化について、「経営基盤の確立などの諸条件が整い次第、逐次株式を処分し、出来る限り早期に純民間会社にする」と、1985年に閣議決定されている。
この政府方針に基づき、2001年にJR会社法が改正され、JR東日本、東海、西日本の3社は事業計画などについて政府の認可が不要となった。JR西日本は名実ともに完全民営化するため、早期に株式を売却するよう政府に求めていた。
JR東日本は、旧鉄建公団が保有していたJR東日本株を99年8月と2002年6月の2回に分けてすべて売却し、完全民営化している。JR北海道、四国、九州、貨物の4社は経営基盤が固まっておらず、売却のめどは立っていない。(読売新聞)
[2月5日23時27分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040205-00000414-yom-bus_all