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【ロンドン福本容子】イングランド銀行(BOE)は5日の金融政策委員会で、最重要政策金利を0.25%引き上げ年4%とすることを決めた。昨年11月に3年9カ月ぶりの利上げをしたのに続く引き締め第2弾で、借金に依存した消費の過熱や住宅バブルを冷ます狙いがある。
英経済は昨年10〜12月期に0.9%とほぼ3年ぶりの高い成長率を記録した。金利上昇予測から減速が懸念されていた消費も、冬物セールが予想以上の好調さを見せた。
英国としては歴史的低さの金利に刺激された活発な借り入れが、消費を支えており、BOEはこうした危うい構造を是正するため同11月から段階的引き締めに入った模様だ。
英ポンドはドル下落のあおりで11年ぶりの高値水準にあり、さらなるポンド高につながる利上げは、輸出産業に響く。しかし、欧州大陸経済に比べ英国は国内サービス業への依存度が高く、BOEは借金頼みの消費やその背景にある住宅バブルのリスクの方をより重視したものと見られる。
[毎日新聞2月5日] ( 2004-02-05-21:27 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/keizai/20040206k0000m020097000c.html