現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産33 > 317.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
自民、公明両党は4日、与党年金制度改革協議会を開き、04年の年金制度改革案として(1)年収に対する厚生年金の保険料率(現行13.58%、労使折半)を今年10月から毎年0.354%ずつ引き上げ、2017年度以降18.3%で固定する(2)国民年金の保険料(現行月額1万3300円)は、05年4月から毎年280円ずつ上げ、17年度以降1万6900円に固定する――などで正式に合意した。政府は、合意を踏まえた年金関連改正法案を2月10日に閣議決定し、通常国会に提出する。
従来の年金制度改正では、5年ごとに給付水準を設定し、それに見合うよう保険料を引き上げてきたが、今回は保険料の上限を設定したうえで、保険料収入の範囲内で給付額を増減させる手法を採用した。ただ、給付水準については、現役世代の平均所得の50%とする下限も設けており、少子化などの進展によっては、保険料の再引き上げが行われる可能性も残っている。
政府・与党は昨年末、厚生年金保険料率の上限を18.35%とすることでいったん合意していた。その後、収入のある70歳以上の人への年金給付を削減することで生じる約1700億円の財源の半分強を活用し、保険料率を0.05%引き下げた。それでも現在年間約40万円の保険料を負担する年収600万円のサラリーマンの場合、今後は毎年約1万円強ずつ負担が増え、17年度には今より約14万円の負担増となる。
一方、モデル世帯の年金水準(現役世代の平均所得に対する年金額の割合)は当初案の50.1%から50.2%に引き上げることで合意した。
パート労働者への厚生年金適用拡大については「法律施行後5年をメドに必要な措置を講じる」と合意を明記し、先送りした。夫の厚生年金の半分を専業主婦の妻などに分割する制度については、離婚した場合や夫の所在が長期に不明な家庭などに限って導入する。【吉田啓志】
[毎日新聞2月4日] ( 2004-02-04-20:22 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20040205k0000m010057000c.html
★ 参照書き込み
『国民年金未払い1200万人突破 − 「生活保護の方が得」の大矛盾 − 穴埋めはサラリーマンの厚生年金 [日刊ゲンダイ2・5]』
(http://www.asyura2.com/0401/hasan33/msg/286.html)