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実感なき高成長、GDP4.9%増を予測 9期ぶりに米国の成長率を上回る、というが…
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2004_02/1t2004020422.html
実感はないのですが…。18日に発表される平成15年10−12月期の実質国内総生産(GDP)成長率が高水準になりそうだ。民間調査機関10社の予測の平均は、年率換算で前期比4.9%増で、9期ぶりに米国の成長率を上回る可能性が大きくなった。ただ、冷夏の反動などで数値が底上げされている面もある。サラリーマンの懐具合は依然、厳しく、庶民が成長を味わう状況ではなさそうだ。
10−12月期の実質GDP成長率予測が最も高かったのは、日本総合研究所の6.8%増。最も低いUFJ総合研究所でも2.4%増となった。平均は4.9%増で、米国の成長率(4.0%)を上回る見通し。成長率の日米逆転は、同時テロ事件で米経済が減速した2001年7−9月期以来のことだ。
輸出が好調だったうえ、国内でもデジタル家電景気を受け、個人消費や設備投資が堅調だったことが要因とみられる。
ただ、輸出に関しては「米景気に一服感が出れば、減少する」(野村総合研究所)、個人消費も「7−9月期に冷夏の影響で消費が落ち込んだことの反動で伸びた」(大和総研)といった冷静な分析が多い。
しかも、「物価が下落しているため、実質GDPの伸びが押し上げられている」(ニッセイ基礎研究所)という構図は依然、変わっていない。このため、名目GDP成長率の予測の平均は0.4%増に留まっており、賃金アップのような目に見えるかたちでの成長には至っていない。
16年1−3月期についても「回復の勢いは大きく鈍化する可能性が高い」(みずほ総合研究 所)との見方が強く、厳しい生活はまだまだ続きそうだ。
ZAKZAK 2004/02/04