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本日発売の「日刊ゲンダイ2月5日号」2面の記事より:
見出し部:「国民年金未払い1200万人突破」
「「生活保護の方が得」の大矛盾」
「穴埋めはサラリーマンの厚生年金」
記事部:「サラリーマンの話題である年金制度の最大の問題は、国民年金に加入している2200万人のうち、半数の1200万人が保険料を支払っていないこと。政府はテレビCMで年金の必要性を訴えたり、強制徴収に乗り出しているが、制度の根本的欠陥を見直さない限り、今後も未払いは増える一方だ。そのツケはすべてサラリーマンに回ってくる。
「国民が年金不信に陥っているのは『老後に安心して暮らせる額がもらえるのか』『保険料を長年払っても損するのではないか』と感じているからです。実際、生活保護の方が支給額が多いくらいです。例えば、国民年金は毎月5万984円しかもらえないが、生活保護世帯は東京・年幕の場合だと月に17万4210円支給される。厚生年金はだって、全国平均は17万6953円です。25年もマジメに保険料を払って、生活保護以下の給付では、保険料を支払うのがバカらしくなるのは当然です」(経済評論家・佐藤立志氏)
これでは、いくら徴収を強化しても無駄だ。「年金保険料なんて払わずに、老後は生活保護を申請したほうが得」と考えるのが普通。事実、生活保護は毎年、5万件ずつ増えている。5年後、10年後には生活保護世帯が急増しているのじゃないか。
「国民年金は欠陥が多すぎる。大金持ちも失業者も、保険料は一律月額1万3300円です。失業者が払えるはずがない。未納者が増えるのは当たり前のこと。しかも、結果的にこの穴埋めのためにサラリーマンの厚生年金が使われ、年金全体が破綻状態に陥っている。小泉内閣にが基礎年金を“税方式”に改めるなど、抜本改革をすべきです」(佐藤立志氏=前出)
バカを見るのは、まじめに働いているサラリーマンだけである。」