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公的年金受給者、初の3千万人突破…総額42兆円超す
公的年金を受給している人は2002年度末時点で、複数の年金を受けている重複分を除き、3076万人と、初めて3000万人を突破したことが2日、社会保険庁がまとめた「2002年度社会保険事業の概況」で明らかになった。
前年度より125万人(4・2%)増えた。
公的年金の総額も、前年度より1兆5383億円(3・8%)増の42兆3223億円となり、過去最高を更新した。
このうち、自営業者らが加入する国民年金が前年度比6・3%増の13兆886億円。サラリーマンらの厚生年金は同5・1%増の22兆7491億円で、高齢化に伴って、いずれも大幅に増加している。
一方、厚生年金保険料を納めている被保険者数は、前年度より1・8%増えて、3214万人になった。厚生年金が適用される事業所数は1・4%減の163万か所だった。業績不振による倒産に加え、廃業したと偽って適用を逃れるケースもあると見られている。(読売新聞)
[2月3日6時55分更新]
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20040203-00000101-yom-pol