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(回答先: Re:宗主国には逆らえんわな〜 投稿者 あ+ 日時 2004 年 2 月 02 日 11:14:40)
あ+さん はじめまして。
なぜ、アメリカは危険水域なのかよく聞きますが、その理由がいまいちわかりません。
できれば、わかりやすく教えていただけないでしょうか?
私が今までわかったことは、
米国が「双子の赤字」であること
双子の赤字とは、ひとつが「財政赤字」
そして、もうひとつが「貿易赤字」
なぜこれが、問題なのかがわからないのです。
「財政赤字」は、個人金融資産の多い米国は海外で調達できないなら国内で調達可能ですし。
それこそ、機軸通貨という優位性もあります。
「貿易赤字」は、その国の信用力と貨幣の消化ができる市場と投資効率に支えられていれば
問題はないと思います。
貿易赤字の、赤字は個人部門でも政府・法人部門でも、たいてい借金に値します。
となると、それは、アメリカの市場の成長性が高ければ返済可能ですし。
アメリカの個人部門を抱える銀行・法人・政府を抱える銀行も自己資本力はたかく。
貿易赤字がすぐにクレジットクランチを起こすとも考えられません。
また、銀行は、収益力を高めているためにすぐに、不良債権の引き当て償却が可能です。
この2・3年アメリカは法人・個人とも大変な不良債権を抱えました。
が、それを見事に償却しています。
FRBも低金利で銀行の収益をそこざさえしているし、貿易赤字も問題ないとおもいますが。
あるとすれば、ファニーメイ・フレディマックの不正会計が真相はどのようなものだったのかです?
FRBは、真相を知っているのでしょう、ECBの「アメリカ国内の理由での低金利政策はやめるべき」という警告はこのことを示しているような気がします。
ファニーメイは、銀行が多く抱える優良債でありそれが一気に不良債権だった、もしくは一部引き当て額を多くしなくてはならないとなったとき「アメリカの信用不安は一気に広がります」しかし、わが国でも行われたように、BIS基準に株式の45%は資産と認めるという部分がありますように、アメリカも同じ手で逃げると思われます。
それが終わると、政策金利の引き上げに動くと思います。
あなたが、アメリカが危険水域に達しているという判断理由を教えていただけないでしょうか?