現在地 HOME > 掲示板 > 国家破産33 > 234.html ★阿修羅♪ |
|
Tweet |
(回答先: 12月の韓国消費、10ヶ月連続マイナス [日本経済新聞] 投稿者 あっしら 日時 2004 年 1 月 30 日 23:22:26)
今月29日午前、ソウル・三成(サムソン)洞にあるラマダソウルホテル。200坪の地下スペースで「破格値市」が開催された。「閉店・不渡り80〜90%OFF」と書かれた横断幕の下には有名メーカーの衣類や雑貨がずらりと並んでいる。
しかし、開場初日にもかかわらず客足は少なく、商品を売る商人の数とほぼ同じだ。
スニーカーコーナーのキム・ジョンスク(45歳)さんは、「破格値市は初日が重要だが、今回もうまくいきそうにない」と話した。すぐ隣で洋服を販売しているパクさん(女性)は「まだ1着も売れていない」としながら、記者に購入を勧めた。
政府は「景気の下げ足が止まった」と宣言したが、取材チームが現場を回りながら確認した現場の景気は今年に入っても依然冷え込んでいた。市場や飲食店、工場、マンション分譲の受付窓口などで会った人々は、「景気はまだ厳冬」と口を揃えた。
29日午後、ソウル・南大門(ナムデムン)市場のナムイル商店街の1階。客は見当たらず、廊下には5〜6人の商人が集まって雑談を交わしている。売り上げを聞くと、50代風の商人が「昨夜11時から今まで1着売れただけ」と答えた。
この商店街には34つのブースがあるが、うち6つが空いている。付近の中央(チュンアン)商店街C棟にある食器専門店「パートナー」のヨ・チャンオク(43歳)常務も、「1日中営業しても、1ウォンの売り上げもない店が多い」と語った。
「破格値市」企画専門会社のP社の関係者は、「最近、ソウル・江南(カンナム)ではほとんど毎日どこかで『破格値市』が開かれている」とした。販売難に耐え切れなかった中小企業や零細企業が次々と倒産しているという話だ。
昨年のアパレル業界では50余のブランドが姿を消し、今年に入っても不渡りを出す企業が後を絶たない。特に、女性服メーカーの倒産が半分以上を占めていることに対し、「家庭経済の主体である主婦が財布の紐を引き締めているという話」と、サムスンファッション研究所のキム・ジョンヒ首席研究員は指摘した。
ファッション情報会社のK社の関係者は、「アパレル業界に『3月危機説』が流れている」と伝えた。昨年末の冬シーズンにアパレルメーカーらが手にした3カ月手形の満期になると、アパレルメーカーの不渡りが相次ぐということだ。
昨年唯一、好況を呈した建設景気も急速に冷え込んでいる。京畿(キョンギ)道・一山(イルサン)のAマンションの某モデルハウスで会った分譲アドバイザーのパク某(36/女性)さんは「家を見に来る客より職員の数の方が多い」とため息をつく。
今年1月はじめに実施された第12回ソウル同時分譲マンションは第3順位の請約(口座を開き、一定期間預金をするとマンションの分譲権が入手できるもの)でも全体の23%が満たなかった。分譲を諦めたり、事業を縮小するケースも続出している。建設共済組合の関係者は「このままの状態であと2、3ヵ月もすれば、中小の建設業者や不動産業者が連鎖倒産する」と話した。
統計庁はこの日、昨年12月の産業活動動向を発表し、「卸売・小売販売は10カ月、設備投資は6カ月連続のマイナス成長を記録した」と明らかにした。
高麗(コリョ)大学の朴英哲(パク・ヨンチョル/財政学)教授は「総選挙などの政治不安に加え、労使紛糾が重なれば景気はさらに萎縮する」とし、「今年も国民が景気回復を実感するのは難しいだろう」と話した。
特別取材チーム
http://japanese.chosun.com/site/data/html_dir/2004/01/30/20040130000077.html