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“財界総理”がまた舌禍、再び「生保見直せ」 --- 確信犯? 陳謝したばかりなのに…
奥田会長、また舌禍−。生保を見直して家計のリストラをするといい、という趣旨の発言で生保業界の反発に遭い、26日に「言い過ぎだった」と謝罪したばかりの日本経団連の奥田碩会長(トヨタ自動車会長)が、わずか3日後、同じことを蒸し返したのだ。生保各社は、確信犯ともとれる発言に反発を強めるのは必至で、第2ラウンドの行方が注目される。
「生保のことは一応謝罪したが、例えば3億も4億も生命保険を掛けるのは自分の価値から言っても異常。ひとつの例だが、家計をいろんな側面からよく見直していただきたい」−。29日、奥田会長は連合との首脳懇談会の冒頭あいさつで、こう言い放った。
さらに、「3K職場とか賃金の安い職場に行って、支出を抑えれば生活の場はあるのに、日本人はそういう事態が受け入れられない精神的な弱さがある」と、サラリーマン側を突き放した。
財界総理による“連鎖放言”の発端は、春闘をテーマにした14日の講演だった。賃下げの必要性に言及し、生活防衛のためには教育費や住宅ローンだけでなく、生保も「積み立てを組み合わせた商品が主流となり、保険料が高くなる傾向がある。昨今は優れたノウハウを持つ外資の参入もあり、全トヨタ労連も組合員へ生保の見直しを推奨している」とやって、生保業界が猛反発。
このため、奥田会長は26日、「悪気はなかった。生保業界に迷惑をかけたならお詫したい。私の発言で生保の契約が共済などに流れることに火をつけたのであれば、言い過ぎだった」と謝罪したばかりだった。
懲りない奥田氏に、大手生保幹部は「はっきり言って腹が立つ。セルシオからヴィッツに乗り換えるのとはわけが違う」とカンカン。もう1ラウンドありそうだ。
ZAKZAK 2004/01/30