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新生銀行は29日、2月19日の再上場時に、株式を売却する価格の目安となる仮条件を1株450〜525円とする、と発表した。株主であるリップルウッドを中心とする投資グループは計4億4000万株を売り出す予定で、1株525円なら2310億円を手にする。
新生銀に対するリップルウッドなどの投資額は計1210億円。00年3月、一時国有化された旧長銀の株式を10億円で買い、1200億円の増資に応じた。再上場時に保有株式の約3分の1を売り出すだけで、投資額を回収することになる。
株式の売り出し価格は、投資家の需要を調査したうえで2月9日に決まる。仮条件は調査のための目安だが、機関投資家の意見なども反映されており、価格が仮条件を外れて決まることは通常ないという。
一方、リップルウッドなどへの株式譲渡時に、債務超過穴埋めのために投入された公的資金3兆7035億円は損失となっている。このほか不良債権など資産買い取りのための2兆9811億円、旧長銀から引き継いだ債権の価値が2割以上目減りすれば国に買い取りを求めることができる「瑕疵(かし)担保条項」の適用による8530億円などを合計すると約8兆円。その多くが回収状況次第で損失となり、国民負担となる見通しだ。 (01/29 21:46)
http://www.asahi.com/business/update/0129/126.html