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UFJなど2月上旬に特別検査へ…大手行に通告 --- 「ダイエー再建」重点検証
平成15年9月中間決算で、目黒統括検査官にかなり絞られたとされるUFJ
注目のUFJ銀行などに2月上旬から特別検査を実施−。竹中平蔵金融・経済財政担当相は27日の閣議後の記者会見で、平成16年3月期を対象にした「特別検査」の実施を、同日付で大手銀行各行に対して通告すると発表した。
関係筋によると、立ち入り検査は2月上旬からスタート。資産査定を厳格にチェックするとともに、融資先の再建計画が妥当かどうかの検証に重点を置く。
注目されるのは、融資資料問題に揺れるUFJ銀に対する対応。同行には、ダイエー、大京、ミサワホームホールディングスなどの大口融資先がある。竹中氏は閣議後会見で、検査と異なる大口融資先資料がUFJ銀で見つかったとされる報道について、「憶測に基づく報道があると混乱を招く。冷静な対応をお願いしたい」と要請。一連の報道の事実関係については「個別行の検査にかかわることなので、コメントを差し控える」と明言を避けた。
特別検査は14年、15年に続き3年連続。昨春の検査は融資残高100億円以上で、株価や格付けなど市場の評価が低下している167社を対象に実施。金融相は対象先などについて「基本的に大きな変化はない」と指摘、継続性を重視する意向を示した。
また、有識者で構成する「再建計画検証チーム」が経営再建中の企業について再建計画の進捗(しんちよく)状況を精査する。金融相は「バランスシート調整を進める観点から再建計画の検証は大変重要だ」と強調した。
15年の特別検査では27社の債務者区分が引き下げられ、大手行の不良債権処理損失は1兆3000億円拡大した。
ZAKZAK 2004/01/27