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増田俊男の時事直言!
232号 (2004年1月26日号)
MASUDAページ : http://masuda.luvnet.com
e-mailアドレス : info@sunraworld.com
FAX : 03-3955-2122
ありがとうございました
1月24日東京・九段会館で増田俊男の「目からウロコの会・新春大会」を開催しましたところ、会場は1階から3階まで「大入り満員」でした。北海道から九州、沖縄、そして海外からは香港、タイからもお越しいただきました。「2004年、超円高大好況」(ダイアモンド社)もあっと言う間に売り切れ。「時事直言」読者の皆様のご支援の賜物と、心から御礼申し上げます。 江尻眞理子
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2004年の世界を一刀両断しました
人間社会が「仮説」であること、資本主義社会も、無いものをあると信じる「信用」という虚構であること、国際決済手段であるドル基軸通貨を握り、世界最大の軍事力を持つアメリカが世界政治と経済を牛耳っていること、アメリカの存在を決定的にしているドル基軸通貨制を犯すモノをアメリカは(正当防衛として)抹殺すること(サダム・フセイン)、存在を掛けて戦うアメリカの戦略理念は二つ、"Give and take"と"Take and take"であること、クリントン時代はgive and take(詐欺) だがブッシュ時代はTake and take(強盗)であること、現在日本の為替介入と追加金融緩和でジャパンマネーの吸収を急いでいるが、それでもアメリカの経済リスクが回避出来なければ第二のセプテンバー・イレブン(同時多発テロ)が必要になること、それは、、、、であること、小泉構造改革は日本のアメリカ化(効率化)と精神否定の日本物質化だから、バランスシートはきれいになっても心は死ぬ、日本の指針は何処を目指すべきか、立派なプラスチックのアメリカ製仏像か、それとも木彫りの仏像に入れる魂か?決断のとき来たる!
アメリカのTake and take型の経済戦略を読み、為替と株をズバリ!
これだけ多くの内容を網羅した一部、二部あわせて3時間の講演でした。
新年会はモノも食べず話しっぱなしでした。
ありがとうございました。元気いっぱい今年も頑張ります!
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フロリダG7(2月6日)から相場が変る!
今日の金融市場での課題は、ドル安、円高、ユーロ高と中国人民元である。アメリカは経済戦略のターゲットを製造業に置いている。円高とユーロ高はプラス要因だが人民元は頭痛の種。昨年9月のドバイのG7では人民元が議論の焦点となったが、今回もドル安是正より人民元フロー制移管の圧力を掛ける内容の声明になるだろう。日本のドル売り介入がユーロ高を誘導する悪循環を起こしているから欧州は日本の介入をけん制する。だから日欧はドル安是正では一致するが共同歩調は取れない。欧州中央銀行は為替介入してアメリカに購買力の強いユーロを提供するような愚行はしないから、結局日本だけ放置され、更なる円高、更なる介入を繰り返し何処までも円高が続く。
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発信者 : 増田俊男
(時事評論家、国際金融スペシャリスト)
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