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日銀は26日、1月の主要銀行向け貸出動向アンケート調査の結果を発表した。銀行側からみた過去3カ月間の企業の資金需要の変化を示す企業向け資金需要判断DI(「増加」―「減少」)はプラス1だった。前回調査(10月)のマイナス7から8ポイント改善し、2000年10月以来3年3カ月ぶりにプラスに転じた。企業の売り上げ増加や設備投資の拡大、貸出金利の低下が影響した。
調査は融資残高の多い大手銀行や地方銀行など主要50行を対象に3カ月ごとに実施しており、今回は1月上旬に調べた。DIは2001年1月からマイナスが続いていたが、2003年7月以降は縮小傾向にあった。
融資先の規模別では、中小企業向けのDIが前回のマイナス1からプラス3に改善。大企業向け、中堅企業向けもマイナス幅が縮小した。業種別では、製造業の中堅・中小企業や非製造業の大企業の改善が目立った。 (12:01)
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20040126AT1F2600426012004.html