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(回答先: びっくり 投稿者 ぷち熟女 日時 2004 年 4 月 01 日 07:35:48)
ぷち熟女さん、どうもです。
正直に言うと、「雑談版8」の底のほうで続いているやり取りの関わりで、この書籍の紹介を延び延びにさせてきました。
今回のようなレスそのものではありませんが、ぷち熟女さんにそのような“誤解”を与えてしまうのではないかと思ったからです。
>・・・気のせいですかしら、何やら水を得た魚のように生き生きなさっていましてよ(笑)。
日本における「近代知性」の最上位にあると思っている小室直樹さんが崇敬しているヴェーバー批判でもあるから、生き生きと書けたんじゃないでしょうか(笑)
産業資本制でもっとも成功した国が日本という現状でありながら、資本主義はプロテスタンティズムに支えられて確立したというドグマがそれなりに信じられているとしたらバラエティの世界です(笑)
そうじゃなくて、生々しいエロスこそが資本主義の原動力であるという論を立てたゾンバルトがいたんだということを紹介する喜びが書き込みに漏出していたのかもしれません。
まっくすさんとのやり取りの一助になればと思って、当該書籍の紹介に踏み切りました。
>あたくしはほぼアセンションしてもいい、という境地に到達しているというのに
>きっとあっしら様はこの書を示して、それではだめなのよとおっしゃるのでしょうか。
>陰謀だあ(笑)。
>あっしら様はじゃあ今後も資本主義を支持されるわけですか?
>経済って、絶対そんなに活性化しなきゃいけないもんなんですかね?
>何だかすごく疲れる。もう、うんざり。世界経済なんて、クソ喰らえー。
この部分をまじめに対応して書くと長大なものになるので、別の書き込みにさせていただきます。
簡単に...
あくまでの歴史的な考察として『恋愛と贅沢と資本主義』を評価しているだけで、歴史的現実の在り様を評価しているわけではありません。
表題にしたように、「恋愛に“相互感応(相互快楽)”以外の代償は不要という立場の「反近代主義者」というのが私です。
“相互感応”以外に代償が伴う恋愛がはびこる(はびこっている)理由、これを書くと「近代」と「ポスト近代」の生き生きとした違いを浮かび上がらせることができるかもと思っています。
(まっくすさんがエロスとタナトスという概念を提示されていますので、やり取りの経緯のなかでそれを書く機会もある?でしょう(笑))
活性化すべきは、喜びに満ちた感応であり、経済ではありません。