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私が阿修羅に初めて投稿したのは去年の3月20日米英帝国主義のウヲーモンガーどもががイラクをジェノサイドしたときからです。
ええ年こいて少年に戻ったつもりで大声張り上げることができたのは、ここ阿修羅でした。
誠意ある多くの人々が戦争反対を叫んでいたので心強かったのですが、私は同時に全く知識のなかったイラクやムスリムについて歴史や民族について教えていただく機会を得ました。はっきりいいまして国際情勢には疎いため、阿修羅が大いに勉強になりました。
そうこうしているうちに7月になるや長崎で男児殺害事件が発生し、神戸少年事件と同じような展開をたどる様相を帯びてきたのでただごとではないと実感するようになりました。7月1日に種元駿君が行方不明となり翌日には惨殺(転落?)死体でで発見されたのですが、しばらくは関心がありませんでした。しかしあっしらさんやエンセンさん(当時は力なき市民さん)が連日フォローと事件への疑問を提出していたのでこれをたどっていました。
やがて近所に住む12歳のの少年が、確証のないまま犯人とされあれよあれよといううちに少年院送りされて一件落着です。どうみても冤罪なのに、このたびだけは阿修羅以外で冤罪説を唱える人もサイトも団体もない。
事件の与える衝撃の大きさで、少年でも大罪を犯すのだ、教育改革が必要だ、少年法の適用年齢を下げろ、という声が強くあがりました。
ところで国内政治状況はどうだったか?
2002年から動きがあった有事法制を、イラク侵略の勢いを得て支配階級は一気に成立させ、自衛隊法を成立させてイラク派兵をあっさり決定。
議会は翼賛議会化して現代版国家総動員法を軽く許してしまった。
ゆるぎない現実である。
いまや最後に残った課題は憲法改悪だけ。
反対運動は?
大量の失業者を創出させつつ労働運動は連合や全労連を通じて分断と翼賛組合化に成功。
今のところ支配階級のヘゲモニーによる国内統治がスムースに行われている。
こういう閉塞状況のもとで、残された民主主義とは阿修羅のような、どちらかというと非常にお人よしで善人の集まりどころである「掲示板」であろう。
私としては微力だけど労組の再結集をよびかけ、政権打倒を訴える場として、そして国家権力のしかける謀略についていち早く警鐘を鳴らせる場として、自分なりに捕らえている。
そこでヤシン師虐殺という悲報に接し怒りを新たにしている。シャロンを殺せといいたい。イラク人民を虫けらのごとく殺戮するアメリカ帝国主義(湾岸戦争では60万人のイラク兵を劣化ウラン弾とハイテク兵器で殺し、放射能で国土を汚染した)は許せないと強く思う。
でも個々のアメリカ人にもアメリカ兵にも憎しみを持ち続けられるか?
個々のイスラエル人やイスラエル兵に憎悪を抱き続けることができるか?
「もしも明日が晴れならば、 愛する人よ そばに居て・・・」という歌を思い出す。
アメリカ兵の向ける銃口はどこを向いていたか?
彼らに語りかければやがて本当の敵は誰だかわかる日が来ると思う。
いや、いまや明らかになりつつある。
日本で木村氏が唱える9.11謀略説が(ユダヤホロコーストは唯物論的現実なのだが)、世界で跋扈している。これに勢いを得てクラークなる男が暴露本を出した。
ネオコン一派は確実に追い詰められつつある。
シャロンは?
やはり自分の過去をほじくられ、政治生命が危うい。
アラブの怒りに呼応するかのように、シャロンへの等価報復をイスラエル自らが加えつつある。
国連という場をもちろん有効に活用せべきなのだが、いまやこれを乗り越えた地平で物事が進んでいるように見える。
もう戦争はうんざりだ。
スペインでの流動を機会にエンセンムード(エンセンなる哲学者のおかげか)が一気に醸成されつつある。
イラクへの軍隊派遣国を中心に、ホンジュラス、ポーランド、イタリヤ、オージー、隣国の韓国では派遣延期・・・・日本はいったい何考えてんだろう?もう流れは止まらないというのに。
このような流れを汲みながら、あっしらさんが長壁さんに優しく語り変えていることを、長壁さんは見抜かねばならない。と同時にお二人がやりとりした内容は、少なからず情勢の流動に貢献していることを感じる。
おかげさまで新たな地平が見えてきた。
ありがとう、お二人さん。
一年前と比べて、イラクについてはものすごい情勢の進展がありましたね。
いまやネオコンとその同調者(友邦同盟)は歴史のゴミ箱に投げ込まれつつあリますね。
流れが変わったんですよ。
武力だけじゃ人を支配できないということを彼ら自らが教えてくれたんだ、という予感がします。
ああ、こっだらこと書いておらはやっぱしノー天気かな。